退職届の用紙・封筒サイズ|A4・B5の選び方と長形3号・4号の組み合わせ早見表

退職届の用紙・封筒サイズ|A4・B5の選び方と長形3号・4号の組み合わせ早見表

退職届はA4とB5、長形3号と長形4号の4つの数字さえ覚えればいい

退職届を準備するときに最初に迷うのが用紙と封筒のサイズです。文具店では便箋・コピー用紙・封筒に複数の規格が並んでいますが、退職届で実際に使うのはA4・B5の用紙と、長形3号・長形4号の封筒だけです。サイズを4つ覚えれば、買うものは自動的に決まります。

本記事では、A4(210×297mm)とB5(182×257mm)の使い分け、長形3号(120×235mm)と長形4号(90×205mm)の選び方、用紙と封筒の正しい組み合わせ、手書き派と印刷派でなぜサイズが変わるのかを、mm単位の正確な数値で解説します。冒頭の早見表を見ればその場で買い物が完結するように構成しました。

ケース用紙サイズ封筒サイズ折り方
手書きで便箋に書くB5(182×257mm)長形4号(90×205mm)三つ折り
PC・スマホで作って印刷するA4(210×297mm)長形3号(120×235mm)三つ折り
郵送する(A4用紙)A4(210×297mm)長形3号+角形2号(240×332mm)三つ折り+折らずに同封
郵送する(B5用紙)B5(182×257mm)長形4号+長形3号三つ折り+折らずに同封
用紙・封筒サイズ早見表

会社の就業規則で用紙サイズが指定されている場合は、就業規則の指定が最優先です。指定がない場合に限り、本記事の早見表を使ってください。

本記事は退職届の用紙・封筒のサイズに特化した詳細記事です。封筒の選び方・書き方・入れ方まで含む退職届の封筒マナーの完全ガイドもご参照ください。

用紙サイズの正確な寸法(A4・B5)

退職届に使う用紙のサイズは、A4とB5の2択です。A3・A5・B4などのサイズは、退職届には使いません。それぞれの正確な寸法と、退職届で使うときの特徴は次の通りです。

用紙サイズ寸法(mm)退職届での位置づけ
A4210×297PC・スマホ印刷の標準。コピー用紙の標準サイズ。
B5182×257便箋の標準サイズ。手書きで使われる定番。
退職届に使う用紙のサイズ

A4(210×297mm)の特徴

  • ビジネス書類の標準サイズ。プリンターのデフォルト設定がA4のため、印刷派にはこちらが扱いやすい
  • 受け取った人事側もA4の他書類と一緒にファイリングしやすい
  • コンビニ・100円ショップでもコピー用紙のA4は確実に手に入る
  • 三つ折りすると長形3号封筒(120×235mm)にぴったり入る
  • デメリットはサイズが大きく、封筒に入れた状態でスーツの内ポケットに入れにくい

B5(182×257mm)の特徴

  • 便箋の標準サイズ。文具店で「便箋」と表示されている商品の多くはB5
  • 手書きで書くと文字数とサイズのバランスが取りやすい
  • 三つ折りすると長形4号封筒(90×205mm)にぴったり入り、内ポケットに収まる
  • デメリットは家庭用プリンターの標準がA4のため、印刷派は用紙を別途用意する必要がある

便箋を選ぶときは「白無地」または「黒・グレーの薄い罫線のみ」を選びます。色付き罫線・キャラクター・花柄の便箋は退職届に不向きです。手書きで縦書きにする場合は、縦書き用の罫線が入った便箋でも構いません。

封筒サイズの正確な寸法(長形3号・長形4号)

退職届で使う封筒は、ほぼ長形3号か長形4号の2択です。郵送する場合だけ角形2号や長形3号を「外封筒」として追加します。封筒の規格は日本郵便の定形郵便物の規格に沿っており、文具店の表示も全国共通です。

封筒の名称寸法(mm)対応する用紙退職届での用途
長形3号120×235A4を三つ折りA4で書いた退職届を入れる標準封筒
長形4号90×205B5を三つ折りB5で書いた退職届を入れる標準封筒
長形40号90×225A4を四つ折り退職届では原則使わない(参考)
角形2号240×332A4を折らずに郵送するときの外封筒
角形5号190×240A5・B5を折らずに郵送するときの外封筒(B5用紙のとき)
退職届に使う封筒のサイズ

封筒名の「長形・角形・洋形」の違い

  • 長形(なががた):縦長で、開口部が短辺にある封筒。和封筒の代表。退職届はこれを使う
  • 角形(かくがた):縦横の比率が長形より小さく、横幅が広い。A4を折らずに入れる用途
  • 洋形(ようがた):横長で、開口部が長辺にある封筒。招待状・カードに使われ、退職届には使わない

封筒は「白無地・郵便番号枠なし」を選びます。茶封筒・郵便番号枠付きの事務用封筒は退職届には不適切です。中身が透けないよう、二重構造(裏地付き)の封筒だと安心です。

用紙と封筒のサイズ組み合わせ早見表

用紙と封筒の組み合わせは決まっています。「三つ折り」を前提に、用紙を縦に1/3ずつ折ると、ぴったり収まる封筒のサイズも自動的に決まります。次の早見表どおりに揃えれば失敗しません。

用紙サイズ用紙の寸法三つ折り後の寸法推奨封筒封筒の寸法
A4210×297mm210×99mm長形3号120×235mm
B5182×257mm182×85.7mm長形4号90×205mm
三つ折りでぴったり入る組み合わせ

上の表のとおり、A4を三つ折りすると短辺は297÷3=99mm、これを長形3号(短辺120mm)に入れるとちょうど収まります。B5を三つ折りすると短辺は257÷3≒85.7mm、これを長形4号(短辺90mm)に入れる組み合わせです。

郵送する場合の外封筒

郵送するときは、退職届を入れた封筒(内封筒)をさらに一回り大きい封筒(外封筒)に入れて送ります。送付状を同封することも多いため、外封筒は折らずに入る大きさが必要です。

用紙サイズ内封筒外封筒外封筒の寸法
A4長形3号角形2号240×332mm
B5長形4号長形3号120×235mm
郵送する場合の内・外封筒の組み合わせ

外封筒は内封筒を折らずに入れられるサイズを選びます。長形4号封筒(90×205mm)はそのまま長形3号封筒(120×235mm)に入ります。長形3号封筒は折らずには長形3号には入らないため、A4の場合は外封筒に角形2号を選びます。

郵送時の二重封筒の構成・宛名の書き方・親展マーク・添え状のテンプレート・書留や速達の使い分けなど、郵送特有のマナーについては以下の専門記事で詳しく解説しています。

退職届・退職願・辞表

退職届の郵送方法|封筒・添え状・宛名の書き方とマナー完全ガイド

A4とB5、結局どちらを選ぶか

A4とB5のどちらが正解かに明確なルールはなく、複数の転職メディアで両方が「一般的」と紹介されています。判断軸は『手書き派ならB5、印刷派ならA4』が最もシンプルです。手書きの便箋として流通しているのがB5、PCで印刷するときの標準がA4だからです。

選ぶ軸A4が向くB5が向く
作成方法PC・スマホで作って印刷する手書きで書く
用紙の入手しやすさコンビニ・100円ショップで確実に買える便箋として文具店で買える
受け取った人の管理他書類と同じサイズで保管しやすいファイリングするにはA4より小さい
持ち運び封筒が大きく、内ポケットに入りにくい封筒がコンパクトで持ち運びやすい
印象事務的で現代的丁寧で改まった印象
A4とB5の選び方

迷ったときの判断フロー

  1. 就業規則で用紙サイズの指定があるか確認 → 指定があればそれに従う
  2. 会社のテンプレートが配布されているか確認 → あればそれを使う
  3. 手書きで書く → B5を選ぶ
  4. PC・スマホで作って印刷する → A4を選ぶ
  5. どちらでも作れて迷う場合 → A4(汎用性が高く、家庭プリンターで印刷しやすい)

公務員・大企業・伝統的な業種ではA4が選ばれやすく、看護師・介護職・中小企業の事務職ではB5の便箋に手書きする慣習が根強い、という声があります。あくまで傾向で、決定的なルールではありません。職場の慣習を上司や同僚に確認できる場合は、その情報を優先してください。

手書き派と印刷派でサイズの選び方が変わる理由

「手書きならB5、印刷ならA4」という慣習には、紙の流通の違いが背景にあります。便箋として文具店で売られている用紙の中心サイズはB5で、コピー用紙として家庭・オフィスのプリンターで使う中心サイズはA4です。手元に揃えやすい用紙が、自然とサイズの選択に直結します。

手書き派がB5を選ぶ理由

  • 便箋の標準サイズがB5。白無地または薄い罫線のB5便箋は文具店・100円ショップで定番商品
  • 1枚で本文・宛名・差出人がきれいに収まる文字量
  • 三つ折りで長形4号にぴったり入り、スーツの内ポケットで持ち運びやすい
  • 「便箋に書く=丁寧」というイメージから、改まった書類の印象を与えやすい

印刷派がA4を選ぶ理由

  • 家庭・オフィスのプリンターのデフォルト設定がA4
  • コピー用紙はA4が最安・最大流通。100円ショップでも確実に手に入る
  • Word・Googleドキュメントの新規ファイルはA4が初期設定
  • 事務書類の標準サイズで、人事側もA4で他書類と一緒にファイリングしやすい

印刷でB5を使う・手書きでA4を使うのもOK

「印刷派でも便箋風の見た目にしたいからB5で印刷する」「手書き派でもA4の白無地に書く」というケースもあります。マナー違反ではありません。ただしサイズを変えたら封筒も合わせて変える必要があります。A4の用紙を長形4号に入れるとはみ出し、B5の用紙を長形3号に入れると封筒の中で余って動いてしまうため、必ず対応する封筒を選びます。

印刷したA4の白無地でも、署名(氏名)と日付は手書きにするのが慣習です。本人が記名押印した証拠としての役割があるため、最後の署名・押印は手書き+印鑑にしましょう。

サイズ選びのNG例

サイズ選びそのものよりも、「合わない用紙と封筒の組み合わせ」「規格外サイズの便箋」がトラブルになりやすいポイントです。次のNG例は避けましょう。

  • A4の用紙を長形4号封筒に入れようとする:物理的に入らない。封筒は必ず用紙サイズに合わせる
  • B5の用紙を長形3号封筒に入れる:入るが封筒の中で余り、見た目がだらしない印象になる
  • ルーズリーフをそのまま使う:穴あきは退職届に不向き。コピー用紙か便箋を使う
  • ノートを破って使う:ミシン目・端のギザギザは失礼にあたる
  • 規格外サイズの便箋(A5・B6など小さい便箋)を使う:対応する封筒がなく、何度も折る必要が出る
  • 横罫線が太い・色付き罫線の便箋:色付き・装飾入りは退職届に不向き
  • A3・B4など大きすぎる用紙:封筒に入らないため使えない

封筒のNG例

  • 茶封筒:請求書・伝票用。退職届には白封筒を使う
  • 郵便番号枠付き封筒:手渡しなら無地、郵送でも内封筒は無地が基本
  • 中身が透ける薄い封筒:機密書類なので二重封筒か裏地付きを選ぶ
  • 洋形封筒(横長):招待状・カード用。退職届では使わない
  • クラフト封筒・色付き封筒:白無地以外は不向き

サイズの組み合わせで迷ったら「便箋・封筒のセット商品」が安全です。100円ショップ・文具店で「退職届用」「ビジネス用」として売られているセットは、用紙と封筒のサイズがあらかじめ揃えられています。

業種別のサイズ慣習(ざっくり傾向)

業種別の慣習は明確なルールではなく、傾向に過ぎません。最終的には所属する会社・部署の慣習を優先してください。一般論として言われている傾向だけ、参考までに紹介します。

業種・職種用紙サイズの傾向備考
公務員・官公庁A4が多い事務文書がA4で統一されているため
大企業(金融・製造)A4が多いファイリング前提でA4標準
IT・ベンチャーA4が多い印刷前提のためA4が中心
看護師・医療職B5・A4どちらも便箋に手書きが残る職場も多い
中小企業の事務職B5が多い便箋を備品で持っている職場も
教職員A4が多い学校事務の文書はA4標準
業種別の用紙サイズ傾向

業種別のさらに詳しい記法・サイズの傾向は、別記事「退職届の業種別の書き方」にまとめています。本記事ではサイズの組み合わせに集中するため、業種別の事情を深掘りしたい方はそちらを参照してください。

退職届・退職願・辞表

アルバイト・パートの退職届は必要?|伝え方・タイミング・書き方完全ガイド

上司に「退職届はどのサイズが慣例ですか」と聞いて回るのは気が引けるかもしれませんが、サイズに迷うときは事務担当の同僚に「以前退職した方はどう書いていましたか」と聞くのが角の立たない方法です。

コンビニ・100円ショップで揃えるときのサイズ選び

急ぎで用紙と封筒を揃えたいときは、コンビニ・100円ショップで揃えられます。買うときは「サイズ」「色」「枚数」の3点を確認してください。

コンビニで揃える場合

  • コピー用紙:A4の少量パックが定番。B5は店舗により取り扱いが少ない
  • 便箋:便箋は取り扱いがない店舗も多い。手書き派は文具店・100円ショップへ
  • 封筒:白無地の長形3号は手に入りやすい。長形4号は店舗により在庫が限られる
  • 印鑑:認印は文具コーナーに常備されていることが多い

100円ショップで揃える場合

  • コピー用紙:A4・B5ともに揃う。500枚パックは多すぎるので少量パックを
  • 便箋:B5の白無地・薄い罫線が定番商品。種類が多いので選びやすい
  • 封筒:白無地の長形3号・長形4号がともに揃う。「ビジネス用封筒」コーナーをチェック
  • 便箋・封筒セット:「お悔やみ用」「ビジネス用」として売られているセットが便利

100円ショップの便箋は「白無地」「薄い縦罫線」「薄い横罫線」の3種類が定番。退職届には白無地か縦罫線(縦書きで書く場合)か横罫線(横書きで書く場合)を選びます。色付き罫線・キャラクター入りは避けます。

サイズ選びごと自動化したい人は TEMPLEX のテンプレートが便利

「用紙サイズで迷う時間を減らしたい」「印刷で確実にきれいに仕上げたい」という方は、TEMPLEX の退職届テンプレートを使うのが早道です。フォームに入力するだけで、A4で印刷できる退職届・退職願・辞表が完成します。サイズ・余白・行間が最適化されているため、自分で原稿を作るよりも見栄え良く仕上がります。

  • 出力サイズはA4固定(家庭・オフィスのプリンターでそのまま印刷)
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コラム著者・編集者

TEMPLEX編集チーム

TEMPLEX編集チームは、ビジネス文書の作成・管理に精通した実務経験者と技術ライターで構成されています。送付状・請求書・見積書をはじめとする各種ビジネス書類のフォーマットや書き方のノウハウを、わかりやすく丁寧にお届けします。「Office不要で誰でもすぐ使える」をコンセプトに、忙しいビジネスパーソンの書類作成をサポートします。

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