内定承諾書を送った後に連絡なし|問い合わせの目安と例文

内定承諾書を送った後に連絡なし|問い合わせの目安と例文

送った後に連絡が来ない|まず落ち着いて大丈夫

内定承諾書を提出したのに、その後企業からまったく音沙汰がない。「ちゃんと届いたのだろうか」「自分だけ忘れられているのでは」と不安になりますよね。結論から言うと、提出後しばらく連絡が来ないのはよくあることで、ほとんどの場合は心配いりません。

そもそも内定承諾書は、企業にとって受け取って保管しておく書類です。署名・捺印した承諾書を返送した時点で入社の意思は固まり(労働契約が成立し)、無事に届いていればわざわざ受領連絡をしないのが一般的。「連絡がない=何か問題が起きた」ではない、とまず押さえておきましょう。

企業は内定者へ伝える用件ができるまで、こまめに連絡を入れるとは限りません。とはいえ、書類が届いていない・迷惑メールに紛れているといった事故もゼロではないので、「いつまで待ち、いつ・どう問い合わせるか」の目安を知っておけば安心です。理由・待つ目安・確認メールの文例を順に見ていきます。

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連絡が来ないよくある理由

連絡が来ない理由の大半は、あなたの評価とは無関係な事務的・時期的なものです。多くは「企業側に伝える用件がまだない」だけで、典型的には次のいずれかに当てはまります。

  • 伝える用件がまだない:配属先や研修日程、入社書類の準備が固まらないと次の案内は出せません。これらが決まる入社直前まで連絡を控える企業もあります。
  • 社内の処理に時間がかかっている:新卒を一括採用する企業ほど内定者が多く、書類の開封・確認・取りまとめに日数を要します。担当者が多忙で後回しになっているだけのこともあります。
  • 郵送物がまだ届いていない/確認中:投函から到着まで数日かかり、そこから社内で受領処理が進みます。受領の連絡をしない運用の企業も珍しくありません。なお、メールやWebシステムで提出した場合も、担当者が開封・受領処理を行うまでに数日かかることがあります。
  • メールの行き違い:企業からの返信や案内が迷惑メールフォルダ・プロモーションタブに振り分けられている可能性があります。まず自分の受信環境を確認しましょう。

問い合わせの前に、迷惑メール・プロモーションタブ・受信拒否設定をひと通り確認してください。「連絡なし」と思っていた案内が、実は届いていたというケースは少なくありません。

いつまで待つ?問い合わせる目安

待つ期間の判断は、企業から次回連絡の予告があったかどうかで変わります。内定通知や承諾書提出の案内に「次のご連絡は◯月頃に」「書類到着後に改めてご連絡します」といった一文がなかったか、まず読み返しましょう。

  • 連絡時期の予告がある場合:その期日まで待つのが基本です。期日を過ぎても連絡がなければ問い合わせて構いません。
  • 予告がない場合:提出から2週間ほどが一つの目安です。これを過ぎても何も届かなければ、確認の連絡を入れても失礼にはあたりません。
  • 郵送が届いたか不安な場合:到着確認だけなら早めでも問題ありません。追跡サービス付きで送っていれば、まず追跡番号で配達状況を確認しましょう。

なお、入社直前(春入社なら年明け以降)まで案内がない企業も実在します。予告された期日内・2週間以内であれば、まだ待って大丈夫という心構えでいると不安に振り回されずに済みます。

問い合わせ方法とマナー(メール/電話)

問い合わせはまずメールが無難です。相手の手を止めず、記録も残り、文面を整えてから送れます。送って数日たっても返信がない、あるいは急ぎ確認したい事情があるときに、電話に切り替えると良いでしょう。

文面のトーンは催促ではなく確認です。内定への感謝を述べたうえで、入社準備のために予定を知りたいという前向きな理由を添えると、印象を損なわずに済みます。

  • 件名で用件が分かるようにする(例: 入社までのご予定について)
  • 差出人を名乗る(新卒は大学名・氏名、中途は氏名)
  • 「届いているか」「今後の予定」など聞きたいことを一つに絞る
  • 返信を急かす表現は避け、相手の都合への配慮を一言添える
  • 署名に連絡先(電話・メール)を入れて折り返しやすくする

電話をかける場合は、始業直後や昼休み、終業間際を避け、採用担当者を名指しで取り次いでもらうとスムーズです。要件はメール同様、感謝→確認したい内容の順で簡潔に伝えます。

電話に慣れていなくても、最初のひと言だけ用意しておけば落ち着いて話せます。〇〇の部分を自分の情報に置き換えて、次の流れで進めてください。

  • 取り次ぎをお願いするとき:「お世話になっております。〇〇大学の〇〇と申します。人事部の採用ご担当〇〇様(または採用ご担当者様)はいらっしゃいますでしょうか。」
  • 担当者に代わってもらえたら:「お忙しいところ恐れ入ります。先日、内定承諾書を郵送いたしました〇〇です。書類が無事お手元に届いているか、念のため確認させていただきたくお電話いたしました。今、少しお時間よろしいでしょうか。」

状況確認の問い合わせメール文例

そのまま使える文例です。会社名・担当者名・日付・自分の名前を書き換えてご利用ください。状況に合わせて、到着確認用と今後の予定確認用を使い分けられます。

郵送した承諾書が届いたか確認する

到着確認メール(コピペ用)
件名:内定承諾書の到着確認のお願い(◯◯ ◯◯) 株式会社◯◯ 人事部 採用ご担当 ◯◯様 お世話になっております。 先日内定のご連絡をいただきました、◯◯と申します。 ◯月◯日に、内定承諾書を郵送にてお送りいたしました。 念のための確認となり恐縮ですが、書類は無事お手元に届いておりますでしょうか。 お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認いただけますと幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。 -- ◯◯ ◯◯(フリガナ) ◯◯大学 ◯◯学部 ◯年 TEL:000-0000-0000 Mail:xxxx@example.com

メールで承諾書(PDF等)を送った場合は、上の文例の「郵送にて」を「メールにて」に書き換えてください。PDFでの提出方法そのものは別記事にまとめています。

今後の予定・準備を確認する

今後の予定の確認メール(コピペ用)
件名:入社までのご予定について(◯◯ ◯◯) 株式会社◯◯ 人事部 採用ご担当 ◯◯様 お世話になっております。 内定のご連絡をいただきました、◯◯と申します。 この度は内定をいただき、誠にありがとうございます。 入社に向けて準備を進めたく、ご連絡いたしました。 今後のスケジュールや、あらかじめ用意しておくべき書類などが 決まっておりましたら、お教えいただけますでしょうか。 お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。 -- ◯◯ ◯◯(フリガナ) ◯◯大学 ◯◯学部 ◯年 TEL:000-0000-0000 Mail:xxxx@example.com

中途採用の場合は「◯◯大学 ◯◯学部 ◯年」の部分を不要として、署名は氏名・連絡先のみにします。本文の「入社に向けて準備を進めたく」はそのまま使えます。

問い合わせても返信が来ないときは

メールを送っても数日返信がない場合は、電話で直接確認するのが確実です。メールが迷惑フォルダに入っていたり、担当者が長期不在だったりと、行き違いが続くこともあります。電話なら受領の有無もその場で分かります。

メール・電話のどちらにも反応がなく連絡がつかない状態が続く場合は、ごくまれに採用方針の変更などが起きていることもあります。やり取りの記録(送信メール・送付の控え)は手元に残しておくと、後から内定の有無や条件を確認する際の証跡になります。

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コラム著者・編集者

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