小学生の自己PR例文|中学受験・願書で使えるテンプレート集

小学生の自己PR例文|中学受験・願書で使えるテンプレート集

小学生の自己PRを書くときの考え方

小学生の自己PRは、中学受験の願書や面接で問われるケースがほとんどです。中学生以上と違い、「本人の原案を保護者が仕上げる」形で進めるのが一般的です。お子さん自身の言葉を残しつつ、学校側が求める内容に整えるのがポイントになります。

  1. お子さんに得意なこと・好きなこと・がんばったことを話してもらう(箇条書きでメモ)
  2. 保護者がその中から1つ選んで「結論 → エピソード → これから」の3段構成に整える
  3. 難しすぎる言葉や大人びた表現は避け、小学生らしい語彙に戻す
  4. 面接でも同じ内容を話せるよう、お子さんと読み合わせをする

面接では必ず自己PRの内容について質問されます。お子さん自身が答えられない内容は書かないのが鉄則です。

一人称は「ぼく」「わたし」を使う(「俺」「名前呼び」は避ける)

中学受験の願書や面接では、使う一人称(自分の呼び方)にも注意が必要です。普段の生活で自然に使っていても、書類や面接ではふさわしくない表現があるため、書き始める前にお子さんと一緒に確認しておきましょう。

中学受験の願書で使える一人称「ぼく」「わたし」と避けたい「俺」「名前呼び」
  • 【◎ 使ってOK】「ぼく」:男子の一人称として一般的で、願書・面接どちらも問題なく使えます
  • 【◎ 使ってOK】「わたし」:男女どちらでも使える、もっとも丁寧な一人称。願書ではこちらが最も無難です
  • 【△ 避けたい】「俺」:普段の会話で使っていても、願書・面接ではぶっきらぼうで乱暴な印象を与えるため避けるのが無難です
  • 【△ 避けたい】自分の名前で呼ぶ(「たろうは〜」「あかりは〜」):小学校低学年では自然な話し方ですが、中学受験の自己PRでは幼く聞こえてしまうため、「ぼく」「わたし」に置き換えましょう

願書と面接で一人称を統一するのがポイントです。書類で「わたし」と書いたなら、面接でも「わたし」で話せるよう家庭で練習しておくと、本番で混乱しません。普段「俺」や名前呼びが出てしまうお子さんは、受験に向けて少しずつ切り替える練習をしておくと安心です。

小学生向け・穴埋めテンプレート

願書の字数指定に合わせて使えるテンプレートです。【 】内をお子さんの体験で埋めてください。

200字テンプレート(短文・面接の自己紹介向け)
ぼく(わたし)は【     】がとくいです。小学校では【     】に取りくみ、【     】ということができるようになりました。中学校に入ったら、【     】にちょうせんして、もっと【     】になりたいです。
300字テンプレート(願書・標準)
わたしが自信を持っていることは、【     】です。小学校【 】年生のとき、【     】というきっかけから【     】を始めました。最初は【     】がうまくいかず、くじけそうになりましたが、【     】をくり返すうちに、【     】ができるようになりました。中学校では、貴校の【     】に参加して、さらに力をつけたいと思っています。

勉強・学習をテーマにした例文

苦手科目を克服した例
わたしは算数が苦手でした。3年生のとき、割り算のテストで良い点が取れず悔しい思いをしました。そこから、毎日10問ずつ計算ドリルを解くことを決めて続けた結果、5年生では算数が得意科目と言えるまでになりました。この経験から、こつこつ続けることの大切さを学びました。中学校でも苦手なことから逃げずに取り組みたいと思います。
読書を続けた例
わたしは本を読むことが大好きです。1年生のときから毎日必ず30分は本を読むと決めて続けており、これまでに200冊以上の本を読みました。物語だけでなく、科学や歴史の本にも興味を持ち、気になったことは図鑑で調べるようにしています。中学校では読書部に入り、もっと多くの本と出会いたいと思っています。

習い事をテーマにした例文

スイミング・級を上げ続けた例
ぼくは5歳からスイミングを続けています。始めたばかりのころは水に顔をつけることも怖くてできませんでしたが、コーチや家族にはげまされて少しずつ上達し、4年生で選手コースに入ることができました。今では大会で1位を取れるまでになりました。この経験から、続けることが力になると学びました。
ピアノ・発表会に向けてがんばった例
わたしは4歳からピアノを習っています。毎年の発表会で難しい曲にちょうせんしていますが、去年は練習中に何度も指がもつれて泣いてしまうほど大変な曲でした。それでも毎日必ず練習を続け、本番ではミスなく弾ききることができました。中学校に入っても、好きなことをやり通す気持ちを大切にしたいです。
サッカー・チームワーク
ぼくは2年生からサッカークラブに入っています。最初はボールを追いかけるだけで精一杯でしたが、パスを回して点を取る楽しさを知ってからは、練習中も仲間と声をかけあうことを大切にしてきました。試合に負けた日は、次にどうすれば勝てるかをチームで話し合います。中学校でもチームで協力する活動に参加したいです。
ジュニアサッカーのイメージイラスト

性格・人柄をテーマにした例文

明るさ・友達づくり
わたしの自信を持っている点は、だれとでも仲良くなれるところです。クラスに転校生が来たときは、必ず自分から話しかけるようにしてきました。そのおかげで、クラスで困っている子がいると相談に来てくれることも多くなりました。中学校でも新しい友達をたくさん作り、明るいクラスにしたいです。
優しさ・思いやり
わたしは人の気持ちを考えることを大切にしています。2年生から、困っている下級生の宿題を休み時間に手伝うことを続けてきました。教えているうちに自分の理解も深まり、勉強が好きになりました。中学校でも、後輩や友達を支えられる人になりたいです。
子供のイラスト(性格・人柄をイメージ)

家族・手伝いをテーマにした例文

家事の手伝いを続けた例
ぼくは1年生のころから、食器洗いと玄関そうじを毎日たん当しています。最初は家族に言われて始めましたが、今では自分からすすんで行うようになりました。家族から「ありがとう」と言ってもらえることが、がんばる力になっています。中学校でも、自分の役割を果たせる生徒でありたいです。
下の兄弟の世話
わたしには小さい妹がいて、3年生のころから保育園のお迎えや食事の準備を手伝っています。妹がないているときにどうすればよいか考えることで、人の気持ちに寄りそう力がついたと感じています。この経験を、中学校の委員会活動で活かしたいと思います。
家族・手伝いのイメージイラスト

ボランティア・地域活動をテーマにした例文

地域の清掃活動
わたしは3年生のときから、町内の清掃活動に参加しています。朝早くに公園に集まってゴミを拾う活動ですが、終わったあとに公園がきれいになっているのを見ると達成感があります。小さな行動でも続ければ町がきれいになると知り、続けることの大切さを学びました。

長所・短所欄の書き方(願書で最頻出)

中学受験の願書で自己PRとして最もよく出るのが「長所・短所」の欄です。長所は具体的なエピソードで裏付け、短所は「改善しようとしている姿勢」まで書くのがコツです。

長所(明るさ・人との関わり)
わたしの長所は、だれとでもすぐに仲良くなれるところです。クラスがえで新しい友達ができたときや、転校生が来たときは、自分から話しかけて安心してもらえるように心がけています。
長所(継続力)
ぼくの長所は、決めたことを続けられるところです。1年生のときから毎日20分の読書を続けており、今までに200冊以上の本を読みました。好きな科学の本だけでなく、歴史や伝記の本も読むようになりました。
短所(改善姿勢つき・のんびり屋)
わたしの短所は、何をするにものんびりしてしまうところです。朝の準備や宿題に時間がかかってしまうことがあります。そこで最近は、前の日のうちに次の日の準備をすませておく、やることリストを作ってから動く、という工夫をしています。少しずつ時間の使い方が上手になってきました。
短所(改善姿勢つき・緊張しやすい)
ぼくの短所は、人前で話すときに緊張してしまうところです。授業で発表するときに早口になってしまうことがありました。そこで発表の前には、家で家族に聞いてもらって練習することを続けています。おかげで少しずつ落ち着いて話せるようになってきました。

短所は「直らないダメな部分」として書くと印象が悪くなります。「こういう工夫をしている/こう直そうとしている」と、前向きな行動までセットで書きましょう。

願書フォーマットを先に確認する

中学校によって願書の自己PR欄は、字数・行数・項目の形式が大きく異なります。「長所のみ」「長所と短所」「小学校で頑張ったこと」「入学後に取り組みたいこと」など、問われ方も違います。

  • 可能なら5〜6年生のうちに志望校の願書を取り寄せてフォーマットを確認
  • 字数指定があるか(300字以内など)を最初にチェック
  • 項目名(長所/特技/頑張ったこと)に合わせて書く内容を選ぶ
  • 下書きは必ず別紙に鉛筆で。清書は黒ボールペンで

小学生の自己PRで避けたい書き方

  • 大人びすぎた言葉(「主体性」「リーダーシップ」など)— 面接で意味を聞かれて答えられないと不自然
  • 実績のない習い事を書く — 始めて1ヶ月の習い事を「がんばっています」と書くと深掘りに弱い
  • 保護者の添削が濃すぎる — 面接官は子どもと大人の文体を見分けます
  • 他の子との比較 — 「だれよりも上手」「一番足が速い」は根拠のない自慢に見える
  • 欠点のフォローだけで終わる — 「泣きやすいけれど優しい」は弱みの印象だけが残る

面接で話すときのコツ

願書で書いた自己PRは、面接でもそのまま聞かれることが多いです。文章を丸暗記するのではなく、キーワードを覚えて自分の言葉で話せるように練習しましょう。

  • 結論(一番言いたいこと)を最初に話す
  • エピソードは時系列で1つだけ詳しく話す
  • 最後に「中学校でこうしたい」と未来の話で締める
  • 話す速さは普段よりゆっくり、句読点で息を入れる

提出前チェックリスト

  • お子さん自身の言葉が残っているか
  • 具体的なエピソードが1つ以上あるか
  • 中学校で何をしたいかが書かれているか
  • 漢字・ひらがなのバランスは学年相応か
  • 面接で聞かれても答えられる内容か
  • 指定の字数・行数に収まっているか

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