会葬礼状

葬儀へのご会葬・お悔やみへの御礼を伝える縦書きハガキ。仏式・神式・キリスト教式・家族葬の文例から選び、続柄・喪主・日付を差し替えて印刷できます。書式はリッチエディタで自由に微調整できます。

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令和八年五月十四日
東京都○○区○○一丁目二番三号
喪主山田 一郎
親族一同

ハガキ(100×148mm)の縦書きプレビュー。本文部分は直接クリックして編集できます。書式ツールバーで文字サイズ・太字・色・揃えを選択範囲に適用できます。入力内容はこのブラウザに自動保存されます。

葬儀ご会葬・お悔やみへの御礼を、縦書きハガキで無料作成・印刷できます(仏式・神式・キリスト教式・家族葬対応/書式も自由に微調整可能)。

会葬礼状とは?

会葬礼状とは、葬儀に参列・焼香・弔電をいただいた方や、生前にお世話になった方々に対して、喪主(または親族・葬儀委員長)から差し上げる御礼の書状です。本来は葬儀当日に、会葬御礼品(お茶・ハンドタオル・砂糖・小袋菓子など小ぶりな返礼品)に添えて受付や出口で会葬者へ手渡しするのが基本のかたちで、現在もこれが最も一般的です。郵送するのは、葬儀に参列できなかった方・後日改めてお礼を伝えたい方・遠方から弔電や供物をいただいた方への補助的な用途が中心です。様式としては縦書きのハガキ、または二つ折りの袷せ礼状(カード+封筒)が主流で、白無地・濃墨・句読点を打たない伝統的な書式を用います。葬儀を執り行った宗派(仏式/神式/キリスト教式)によって本文中の用語が異なり、たとえば仏式の「葬儀」「成仏」、神式の「諸祭儀」「玉串料」、キリスト教式の「召天」「花料」といった宗教的表現を正しく使い分ける必要があります。家族葬や直葬で近親者のみで葬儀を執り行った場合は、葬儀後にあらためて「故人の遺志により近親者のみで相済ませた」旨を伝える書状を、知人・関係者に郵送するかたちで用います。

こんな時に会葬礼状が必要

  • 葬儀当日、会葬者へ会葬御礼品とともに手渡しする御礼カードを自前で用意したいとき
  • 家族葬・直葬・密葬を執り行ったあと、生前お世話になった方へ後日通知するとき
  • 葬儀に参列できなかった方や、後日弔電・供物・ご香典を賜った方へ郵送で御礼を伝えるとき
  • 葬儀委員長を立てた社葬・団体葬で、施主側から会葬者へ正式な御礼を伝えるとき
  • 葬儀社の定型挨拶状ではなく、自分の言葉や差出人・宗派表現で礼状を用意したいとき
  • 会社関係・取引先・恩師など、特に丁重に対応したい相手へ個別に礼状を送りたいとき
  • 葬儀当日に配布できなかった会葬者に対して、後日改めて御礼の書状を送りたいとき

会葬礼状の書き方のポイント

  1. 1

    宗派に合わせた用語を正しく選ぶ

    会葬礼状で最も重要なのは宗派の用語の取り違えを避けることです。仏式は「葬儀」「ご厚志」、神式は「諸祭儀」「玉串料」、キリスト教式は「お花料」を用います。仏教用語の「冥福」「供養」「成仏」を神式・キリスト教式で用いるのは典型的なマナー違反です。さらにキリスト教式は教派で表現が分かれ、プロテスタントは「召天」、カトリックは「帰天」と使い分けるのが正式です。また仏教内でも、浄土真宗では「冥福を祈る」「霊前」を用いず、「往生即成仏」の教えに基づく「満中陰」「仏前」を使います。本テンプレートでは式別の文例プリセットを用意していますので、カトリックでお使いの場合は本文の「召天」を「帰天」に書き換えてください。

  2. 2

    句読点を打たず、改行で文意を区切る

    弔事の儀礼文書では、句読点(。、)を打たないのが古くからの慣例です。「葬儀が滞りなく流れていきますように」「読み手に区切りなくお世話になりますように」という意味合いに由来します。代わりに全角スペース・改行で文の切れ目を表します。段落の頭は一字下げをしない例が多く(縦書き手紙の伝統では一字下げをする流派もありますが、印刷された会葬礼状では字下げをしない構成が現代の主流です)。日付・住所も漢数字で「令和七年五月十三日」「○○市○○町一丁目二番三号」のように記載するのが正式です。

  3. 3

    故人名の表記は続柄+氏名+「儀」

    本文中で故人を指す際は、喪主から見た続柄(亡父・亡母・亡夫・亡妻・故○○)に故人名(フルネームまたは下の名前)、その後に「儀(〜のこと、〜について)」を添えて記します。たとえば「亡父 太郎 儀」「亡夫 一郎 儀」のように、続柄と名前のあいだ・名前と儀のあいだは全角スペースで間を空けます。喪主と故人の姓が同じ場合は下の名前のみでも構いません。

  4. 4

    差出人は喪主・親族一同・葬儀委員長の三段

    礼状の差出人は、住所・喪主氏名(フルネーム)に続けて「親族一同」、葬儀委員長を立てた場合は「葬儀委員長 ○○ ○○」と添えます。「親族一同」は喪主の氏名の左隣(縦書きでは左下)に少し下げて書くのが慣例。葬儀委員長を依頼している場合は喪主の名の隣、もしくは別の行(縦書きの場合は左の列)に併記します。社葬・団体葬でない限り、葬儀委員長の併記は任意です。

  5. 5

    配布のタイミングは葬儀当日の手渡しが基本

    会葬礼状は本来、葬儀当日に会葬御礼品(お茶・ハンドタオル・砂糖・小袋菓子など)に添えて受付や出口で会葬者へ手渡しするのが基本です。葬儀社に印刷を依頼する場合は通夜・葬儀の数日前までに原稿を確定する必要があるため、自前で用意する場合も同様のタイミングで印刷を済ませておきます。葬儀に参列できなかった方や、後日弔電・供物を賜った方へは、葬儀後一週間以内を目安に郵送します。家族葬で後日通知する場合は、四十九日を過ぎてから「事後報告」のかたちで送ります。

  6. 6

    ハガキ/カードと封筒・切手の選び方

    会葬礼状は縦書き・白無地のハガキサイズ(100×148mm)、または二つ折りの袷せ礼状(カード+封筒のセット)が主流です。葬儀当日に手渡しで配る場合は封筒や切手は不要で、ハガキやカード単体で会葬御礼品に添えます。郵送する場合は、ハガキは弔事用の普通切手(花切手など派手でないもの)を貼ります。カードを封筒に入れて郵送する場合は、白の二重封筒は避け、不幸が重ならないよう一重封筒を用いるのが古くからのしきたりです。

会葬礼状についてよくある質問

Q.会葬礼状と香典お礼状(香典返し挨拶状)はどう違いますか?
A.渡し方とタイミングが異なります。会葬礼状は葬儀当日に会葬御礼品(お茶・ハンドタオルなど)に添えて受付や出口で会葬者へ手渡しするのが基本で、ご会葬への即時の御礼を伝えます。一方、香典お礼状(香典返し挨拶状)はご香典・お花料・玉串料への御礼と、忌明け(七七日忌・五十日祭・召天記念日)法要を無事に済ませたご報告を兼ね、香典返しの品物に添えて忌明けに合わせて郵送します。葬儀規模が小さく当日に香典返しもまとめて行う「即日返し」では両者を兼ねて1通で済ませることもあります。本サイトでは目的別に2つのテンプレート(会葬礼状/香典お礼状)を分けています。
Q.句読点を打たないのはなぜですか?打っても失礼ですか?
A.弔事の挨拶状で句読点を打たないのは、「葬儀の儀式が滞りなく流れますように」「読み手に区切りなくお世話になりますように」という伝統的な慣習に由来します。明治期に毛筆書きから活字印刷へ移行する際の名残ともいわれています。現代では句読点を打っても直ちに失礼にあたるわけではありませんが、目上の方・取引先・年配の方が受け取り手に多い場合は、慣例に従い句読点を省くのが無難です。本テンプレートの文例はすべて句読点なしで作成しています。
Q.宗派が違う相手にも仏式の文面で送って大丈夫ですか?
A.差し支えありません。会葬礼状の宗派は「故人の宗派」を基準に決めます。受け取り手の宗派は関係しないため、たとえばキリスト教徒の方からご香典をいただいた場合でも、ご葬儀が仏式で執り行われていれば仏式の文面で問題ありません。ただし、本文の宗教用語(冥福/供養/召天/帰天/玉串料/玉串奉奠など)を取り違えてしまうと、相手ではなく故人や喪主に対する失礼にあたります。特にキリスト教式はプロテスタントが「召天」、カトリックが「帰天」と使い分けるため注意が必要です。式別の文例プリセットを利用すれば取り違えを防げます。
Q.薄墨で印刷したほうがよいですか?
A.会葬礼状の本文は通常の濃墨(黒インク)で印刷して問題ありません。薄墨を用いる慣習は「香典袋の表書き」や「弔事の表書き全般」に限られた習わしで、「悲しみの涙で墨が薄くなった/急で墨を擦る時間がなかった」という心情を表すために用いられます。さらにその慣習も、薄墨は通夜・葬儀・初七日までの香典袋に使うもので、四十九日以降は濃墨に切り替えるのが一般的です。礼状は葬儀後に作成・発送する書状なので、最初から濃墨で問題ありません。
Q.家族葬で葬儀を済ませた後はどう書きますか?
A.家族葬・直葬・密葬を執り行った場合は、生前にお世話になった方やご通知ができなかった方へ、後日「事後報告」のかたちで挨拶状を送ります。文面では「故人の遺志により近親者のみで相済ませた」「ご通知が遅れたお詫び」「生前のご厚情への感謝」を伝えるのが定型です。送付時期は四十九日を過ぎたあと、家族の心が落ち着いてからで構いません。本テンプレートには「家族葬・後日のご通知とお礼」のプリセットを収録しています。
Q.葬儀委員長は必ず立てる必要がありますか?
A.個人葬・家族葬では葬儀委員長を立てないのが一般的で、喪主の氏名のみ・または「親族一同」を併記するだけで十分です。葬儀委員長は、社葬・団体葬・大規模葬で会社代表者や故人と親しかった有力者を立てる場合に併記するもので、ない場合は記載不要です。本テンプレートでは「葬儀委員長」欄を空欄にすればその行は印刷されません。
Q.本文の文字サイズや太字を変更できますか?
A.はい、文例を読み込んだあとに本文を直接クリックして編集できます。プレビュー上部のツールバーから、選択範囲の文字サイズ、太字、下線、文字色(黒・薄墨)、揃え(上揃え・中央・下揃え)を変更できます。たとえば「謹啓」「謹白」だけ少し大きくしたり、故人名部分を太字にするといった微調整が可能です。
法令・実務上の補足

会葬礼状は私的な儀礼文書であり、法令上の様式や保管義務はありません。葬儀当日に手渡しで配布する場合、印刷時にハガキサイズの白無地用紙(100×148mm)を使うのが一般的です。郵送する場合は、私製ハガキ・カードに第二種郵便料金(はがき)または通常郵便料金が適用されます。香典返しに添える挨拶状を別途送る場合は、香典お礼状(香典返し挨拶状)テンプレートと使い分けてください。

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