稟議書

社内での承認を得るための書類です。

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20mm

背景・目的・効果を整理し、承認されやすくする稟議書テンプレート。

稟議書とは?

稟議書(りんぎしょ)とは、担当者一人の権限では決裁できない案件について、関係部署や上位役職者の承認を書面で順番に得ていくための社内文書です。会議を開かずに回覧で意思決定できるため、日本企業で古くから用いられています。取り扱うテーマは、備品・システムの購入、新規取引先との契約、採用、出張、交際費、業務委託、組織変更など多岐にわたります。「何を」「なぜ」「いくらで」「いつ」「どんな効果で」実施したいのかを、決裁者が一読して判断できるように簡潔にまとめるのがポイントです。背景や効果の説明が不足していると差し戻されやすく、逆に要点が整理された稟議書は承認スピードが大きく変わります。

こんな時に稟議書が必要

  • 一定金額以上の備品・機器・ソフトウェアを購入したいとき
  • 新規取引先との契約・業務委託を開始したいとき
  • 新卒・中途採用や人員の増員を申請したいとき
  • 出張や研修への参加、交際費の支出を承認してもらいたいとき
  • 組織変更・人事異動・規程改定などを社内で決裁したいとき
  • 広告出稿・イベント開催など予算を伴う施策を実行したいとき
  • 既存契約の更新・解約・条件変更を決裁する必要があるとき

稟議書の書き方のポイント

  1. 1

    件名はひと目でわかる具体表現にする

    「○○について」だけで終わらせず、「営業支援ツール○○の新規導入について」のように対象と目的が同時に伝わる件名にします。決裁者は日に何件も稟議を見るため、件名で内容を把握できることが承認スピードに直結します。

  2. 2

    目的・背景を論理的に示す

    なぜこの案件が必要なのか、現状の課題・外部環境の変化・過去の経緯を簡潔に示します。数字やファクトを入れて「感覚」ではなく「根拠」で説明することで、決裁者が判断しやすくなります。

  3. 3

    金額・期間・発注先などの条件を明示する

    購入金額(税抜・税込)、支払条件、発注先、期間、数量、比較検討した他社との差などを一覧で示します。相見積もりの結果や、なぜその選択肢が最適かを端的に書くと、価格妥当性が伝わります。

  4. 4

    期待される効果を定量・定性で書く

    「工数が月○時間削減」「売上が○%改善見込み」など、できる限り定量的な効果を書きます。定量化が難しい場合でも、誰にどんなメリットがあるのか、代替案と比べてどう優れているのかを具体的に述べます。

  5. 5

    リスクと対応策にも触れる

    想定されるリスク(コスト超過、運用負荷、セキュリティなど)と、その対応策や撤退条件もあわせて記載します。ネガティブ要素を先に潰しておくことで、決裁者の疑問を先回りでき、承認率が上がります。

  6. 6

    添付資料で根拠を補強する

    見積書、比較表、提案書、契約書案、導入スケジュールなどを添付資料として一覧化します。本文は要点に絞り、詳細は添付で補うことで、読みやすさと説得力を両立できます。

稟議書についてよくある質問

Q.稟議書の書き方のコツは何ですか?
A.「件名」「目的・背景」「内容(金額・期間)」「効果」「リスクと対策」をワンセットで書くことです。決裁者は短い時間で判断するので、結論を先に書き、数字と根拠を添えて一読で可否が判断できる構成にします。感情的な表現や推測は避け、事実ベースで整理するのがポイントです。
Q.稟議書の件名はどう書けばいいですか?
A.「何を・どうするのか」が一目でわかる具体的な件名にします。例:「顧客管理システム○○導入について」「△△社との業務委託契約締結について」「××展示会出展費用の承認について」など、対象・行為・目的が含まれていると効果的です。
Q.稟議が通らないときの主な原因は?
A.最も多い原因は「背景や必要性の説明不足」です。他社比較がない、効果が定量化されていない、リスクへの言及がない、金額の内訳が不明、といった点も差し戻しの典型パターンです。決裁者の立場で「この情報で判断できるか」を自問してから提出すると通りやすくなります。
Q.稟議書と決裁書・起案書の違いは?
A.いずれも社内の意思決定を得るための書類ですが、稟議書は複数の承認者を順に回覧して合意を積み上げる形式、決裁書・起案書は特定の決裁権限者に直接判断を仰ぐ形式を指すことが多いです。企業によって呼び名や運用は異なるため、社内規程に従いましょう。
Q.稟議書はどのくらいの分量で書くべき?
A.A4で1枚に収まる分量を目安に、本文は要点だけ簡潔にまとめるのが理想です。詳細な資料は添付で補いましょう。読み手の時間を奪わず、結論→理由→根拠→効果の順で構成すると読みやすくなります。
Q.稟議書は電子化してもよいですか?
A.問題ありません。近年はワークフローシステムや電子稟議サービスを利用する企業が増えており、承認スピードや検索性が大きく向上します。社内規程で電子稟議が認められているか、保存要件(保存期間・改ざん防止)が整備されているかを確認したうえで導入しましょう。

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