研修報告書「振り返って」感想例文44選|書き出し・本文・締めまでコピペで使える定型集

「研修を振り返って」は報告書のどこに書くか
研修終了後に提出する研修報告書では、研修内容そのものの記録だけでなく「自分が何を感じ、どう業務に活かすか」を書く振り返りセクションが評価の中心になります。事実の羅列だけで提出すると「参加した記録」にしかならず、上司から差し戻されるケースも少なくありません。
ここでは、研修報告書全体の構成のなかで「研修を振り返って」がどの位置を占めるのかを整理し、コピペでそのまま使える感想例文を業界横断で集めました。新人から中堅まで、業務領域を問わず使えるフレーズに絞っています。
研修報告書の標準構成
- 基本情報(研修名・日時・場所・主催・受講者氏名)
- 研修内容(カリキュラム・講師名・学んだ要点)
- 研修を振り返って(気づき・学び・印象に残ったこと)
- 今後の業務への活かし方(具体的なアクション)
- 所感・全体の総括(締めの一言)

「研修を振り返って」は、上記3〜5番のブロックに該当します。研修内容の事実を書いた直後に、自分の言葉で気づきを語り、最後に行動につなげるのが基本の流れです。
上司が一番見ているのは「3」と「4」です。研修内容そのものはアジェンダを見れば分かるため、自分の解釈と次の行動が書かれているかが評価ポイントになります。
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良い感想 vs 形式的すぎる感想の違い
「楽しかった」「勉強になった」だけで終わる感想は、誰が書いても同じ内容になり、上司の印象にも残りません。学びを具体化し、自分の業務に接続している感想は、同じ研修を受けても評価が大きく変わります。
| 形式的すぎる感想 | 評価される感想 |
|---|---|
| とても勉強になりました。 | 顧客の課題を聞き出す質問の順序を学び、これまで自分が結論を急ぎすぎていたと気づきました。 |
| 講師の話が分かりやすかったです。 | 事例で紹介された「結論→根拠→具体例」の構成は、来月の社内提案資料にそのまま応用できると感じました。 |
| 良い経験になりました。 | ロールプレイで自分の話す速度が早すぎる癖を指摘され、明日からの電話対応で意識的にゆっくり話します。 |
| 今後の業務に活かしたいです。 | 週次ミーティングの議事録で、5W1Hを意識した書き方に切り替えます。 |
| もっと頑張ろうと思いました。 | 今期中に○○の資格学習を始め、半期面談でその進捗を共有します。 |
右側に共通するのは「具体的な場面」「自分の現状の課題」「明日からの行動」の3点が入っていることです。この3点をどれか1つでも入れると、形式的な感想から一気に脱却できます。
書き出しの定番フレーズ 10選
「研修を振り返って」セクションの最初の1文で全体の印象が決まります。学びの中心テーマや、特に印象に残った点を最初に置くと、続く本文が読みやすくなります。
本文「気づき・学び」の感想 例文 24選(業界・テーマ別)
本文では、研修テーマごとに「学んだこと」「自身の課題」「具体場面の気づき」を組み合わせて書きます。以下はテーマ別の例文集で、自分が受講した研修に近いものを選び、固有の体験で書き換えるのが最も早い書き方です。
以下の例文はコピーしてそのまま使えますが、〇〇部分や固有の場面描写は必ずご自身の体験に書き換えてください。完全に丸写しすると、研修の具体名や担当業務との整合が取れず不自然になります。「学んだこと → 自分の課題 → 明日からの行動」の3点が押さえられていれば、表現は崩しても問題ありません。
ビジネスマナー研修
営業研修
接客研修
コンプライアンス研修
情報セキュリティ研修
安全衛生研修
新人研修
中堅社員研修
DX/IT研修
メンタルヘルス研修
D&I・アンコンシャスバイアス研修
SDGs・サステナビリティ研修
「今後の業務への活かし方」例文 10選
上司が最も見ているのは、振り返りから具体的な行動につなげる部分です。「いつ・何を・どう変えるか」を入れると、評価される報告書になります。
締めの定番フレーズ 10選(+α)
最後の一文は、研修参加への感謝と、今後の決意を簡潔にまとめるのが基本です。長く書きすぎず、1〜2文で締めるのが読みやすくなります。
「研修で学んだことを活かして」締めの一文 例文
「学んだことを活かしていきたい」という前向きな決意で締める一文は、何を・いつから・どう変えるかまで書いて初めて評価されます。同じ「活かしていきたい」でも、抱負だけで終わると「やる気はあるが中身がない」と読まれてしまいます。以下は研修テーマ・職種別に、活かす対象と具体的な行動をセットにした締めの例文です。
どの例文も「学んだこと(対象)+いつから+どの業務をどう変えるか」の順で並べています。〇〇の研修名や担当業務はご自身の状況に置き換えてお使いください。
抱負で終わらせず行動目標に落とす書き方
「活かしていきたい」を空回りさせないコツは、抱負を一段おろして「何を・いつから・どう変えるか」の3点に具体化することです。抽象的な決意のままだと、上司は実行されたかどうかを後から確認できません。
| 抱負どまり(あいまい) | 行動目標に落とした書き方 |
|---|---|
| 学んだことを今後の業務に活かしていきたいです。 | 学んだヒアリングの型を活かし、今週の商談から提案前に現状確認の質問を3つ用意する運用に変えます。 |
| コミュニケーションを大事にしていきたいです。 | 報連相の学びを活かし、相談は迷った時点で15分以内に共有することを明日から自分のルールにします。 |
| もっと効率的に仕事を進めたいです。 | 業務自動化の視点を活かし、月末のレポート集計を3か月以内に自動化し、削減時間を半期面談で報告します。 |
右側に共通するのは「活かす対象」「開始時期」「変える業務と変え方」の3点が一文に収まっていることです。期限が決めにくいときは「今週中」「1か月以内」など、粗くてもよいので時期を必ず添えると、行動目標として成立します。
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「活かしていきたい」の言い換え集
締めの一文が毎回「活かしていきたい」だと単調になり、複数人の報告書が並ぶと印象も埋もれます。活かす方向(自分の実践/業務への反映/チームへの共有)で言葉を選び分けると、同じ決意でも中身が伝わりやすくなります。
| 言い換え | ニュアンス・使う場面 |
|---|---|
| 実践していきたい | 自分の行動として明日から試すとき |
| 業務に反映する/業務フローに落とし込む | 手順やルールそのものを変えるとき |
| チームに共有する/部内に展開する | 学びを自分だけで終わらせず広げるとき |
| 習慣化する/定着させる | 一度きりでなく続ける前提で書くとき |
| 成果につなげる/結果で示す | 数値や評価で振り返る前提があるとき |
| 判断軸として使う/指針とする | 考え方・基準を仕事に取り入れるとき |
言い換えはそのまま締めの一文に差し込めます。「活かして〜していきたい」と組み合わせると、決意と具体性を両立できます。
研修内容そのものへの感想や所感を厚めに書きたい場合は、「所感」に特化した言い回しを別の記事にまとめています。あわせてご確認ください。

研修報告書「所感」例文31選|振り返り・感想との違いと階層別・提出先別・テーマ別の書き方
研修報告書の「所感」欄に使える例文31本を、新人・若手・中堅・管理職の階層別と、コンプライアンス・情報セキュリティ・ハラスメント防止・メンタルヘルス・安全衛生・DX/AI活用・OJTトレーナー・外部セミナー・学会参加の9テーマ別で掲載。「所感」と「振り返り」「感想」「結論」の使い分け辞書、3要素フレーム、提出先別(直属上長/人事部/役員)のフォーカス調整、字数別テンプレ(50字/100字/200字/400字)、NG所感5パターンの添削、正当な要望を建設的な提案に変換する書き方まで網羅した、社外提出にも耐えるフォーマルな所感の書き方ガイドです。
記事を読む字数別テンプレート(200字/400字/800字)
報告書のフォーマットによって、振り返り欄に書ける字数は変わります。200字・400字・800字の3パターンを用意したので、報告書のスペースに合うものを選んで使ってください。〇〇の部分を自分の研修テーマに置き換えるだけで完成します。
振り返りを含む報告書全体テンプレート
基本情報から振り返り、今後の活かし方までを一気通貫で書ける、研修報告書の全体テンプレートです。社内フォーマットがない場合はそのまま、ある場合は項目を該当する欄に振り分けてご利用ください。
「3. 研修を振り返って」と「4. 今後の業務への活かし方」を分けて書くと、上司が見たい情報を素早く拾えます。文字数に制約がある場合は、まず「3」と「4」を確保し、「2」を箇条書きで圧縮してください。
評価が下がるNG表現と書き換え
提出前にチェックしたいのが「自分しか分からない感想」「定型句のみで終わる感想」です。下記のNG表現は、書き換えるだけで評価が大きく変わります。
| NG表現 | 書き換え例 |
|---|---|
| 楽しかったです。 | 演習形式が中心の構成で、〇〇の場面で自分の癖に気づくことができた点が特に有意義でした。 |
| 特になし。 | 現時点では追加でお伝えする項目はありませんが、今後業務で実践した結果を月次の1on1で共有させていただきます。 |
| 普通でした。 | 事前知識として把握していた内容が中心でしたが、〇〇の演習だけは想定外の気づきがあり、参加した価値を感じました。 |
| 勉強になりました。 | 〇〇の手法を学び、これまで感覚で対応していた業務に判断軸を持てるようになりました。 |
| 頑張ります。 | 〇月末までに〇〇を達成し、研修で得た学びを成果に結びつけてまいります。 |
| また機会があれば参加したいです。 | 今回の研修で〇〇分野への関心が深まったため、関連する社外セミナーへも自主的に参加してまいります。 |
NG表現の共通点は「自分の業務との接続がない」ことです。書き換えの基本は、感想に「自分の場面」「自分の課題」「自分の行動」のいずれかを必ず1つ加えることです。
もっと特化した記事
業界や役職によって、研修報告書で求められる視点は変わります。介護職や管理職層など、特定の文脈で書きたい方は、以下の記事もあわせてご確認ください。

介護研修報告書の書き方|新人・実地・法定研修の例文13選と振り返り記入例【テンプレート付き】
介護施設・事業所での研修報告書を書く方向けに、新人OJT・実地研修・認知症ケア・感染症対策・虐待防止・身体拘束適正化・BCP(業務継続計画)などの法定研修・外部研修・伝達研修の例文13本と「研修を振り返って」セクションの介護向け記入例を掲載。運営指導でも提出に耐える書き方を解説します。
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管理職研修レポート(報告書)例文27選|新任・課長・部長別の振り返りと書き方
管理職研修のレポート(報告書)に使える例文27本を、新任管理職・課長・部長・リーダーシップ・マネジメント・コーチング研修・リモート・AI活用などのトレンドテーマ別に掲載。経営層に刺さる構成、組織課題への気づき・自身の管理職としての変化点・アクションプラン記入例まで、管理職層に求められる視点で書き分ける方法を解説します。
記事を読む研修報告書テンプレートで PDF 即発行
研修報告書をWordやExcelで一から作成すると、レイアウト調整や項目の抜け漏れに時間が取られがちです。TEMPLEXの研修報告書テンプレートは、ブラウザのフォームに研修名・日時・内容・振り返り・活かし方を入力するだけで、A4のPDFが即発行できます。
- 研修名・日時・場所・主催・講師をフォームに入力
- 「研修を振り返って」欄に本記事の例文をコピペで貼り付け
- プレビューで体裁を確認しながらリアルタイム編集
- PDF として即ダウンロード(Microsoft Office 不要)
- 差出人情報は次回以降自動入力
本記事の例文をベースに、フォームへ貼り付けるだけで提出可能な研修報告書が完成します。書式に悩む時間を、振り返りの中身に集中させる時間に変えてください。
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コラム著者・編集者
TEMPLEX編集チーム
TEMPLEX編集チームは、ビジネス文書の作成・管理に精通した実務経験者と技術ライターで構成されています。送付状・請求書・見積書をはじめとする各種ビジネス書類のフォーマットや書き方のノウハウを、わかりやすく丁寧にお届けします。「Office不要で誰でもすぐ使える」をコンセプトに、忙しいビジネスパーソンの書類作成をサポートします。





