月報

1ヶ月の業務実績・成果(目標/実績/達成率)・課題と改善策・翌月の目標をまとめる月報です。月次のKPI振り返りを軸に上司・経営層へ報告します。日報・週報と同じカテゴリで、期間別の報告を一式そろえられます。

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今月の目標・実績(達成率)・課題と改善策・翌月の計画まで、1か月の業務をまとめて上司や経営層に報告する月報(月次報告書)のテンプレート。全部門で使えます。

月報とは?

月報は、社員や部署が1か月間の業務実績・進捗・成果・課題を、上司やマネージャー(ときに経営層)にまとめて報告する社内向け書類です。「月次報告書」「業務月報」とも呼ばれます。日報や週報が日々の業務の記録に重心を置くのに対し、月報の本質は、月初に立てた目標に対して月末にどこまで達成できたかを検証し、要因を分析して翌月の計画につなげることにあります。経営層まで目を通すことが多いため、誰が読んでも分かる簡潔な表現と、数値による達成度の提示が求められます。記載の中心は「今月の目標 → 業務内容 → 実績・成果(達成率・前年比などの数値)→ 課題と改善策 → 翌月の目標・計画 → 所感」という振り返りのループ。業務を羅列するだけでは不十分で、目標に対する達成度を数値で示し、好調・不調の要因と次の打ち手まで書くのが評価される月報です。本テンプレートは営業・販売・管理・製造・プロジェクトなど部門を問わず使える汎用構成で、目標・実績・翌月計画の各欄に部門別のプリセット文を用意。選ぶだけで定型が埋まり、自分の数値と分析だけを書けば完成します。

こんな時に月報が必要

  • 月末・月初に、その月の業務実績と目標達成状況を上司に報告するとき
  • 営業・販売部門が、売上・新規件数・達成率・前年比などのKPIを月次でまとめるとき
  • 管理・バックオフィス部門が、処理件数や業務改善の進捗を月単位で報告するとき
  • 製造・品質部門が、生産数・不良率・納期遵守率などの月次実績を共有するとき
  • プロジェクトの1か月の進捗・成果・残課題を経営層やマネージャーに報告するとき
  • 目標未達の原因を分析し、翌月の改善策・計画とセットで上司に示すとき
  • 人事評価やマネジメント判断の材料として、月単位の振り返りを記録に残すとき
  • 日報・週報の内容を集約し、1か月の大局的な総括として整理したいとき

月報の書き方のポイント

  1. 1

    最初に「今月の目標」を再掲して比較の基準を作る

    月報は目標達成度の検証が出発点です。月初に設定した目標を冒頭に置き、以降の実績と必ず比較します。目標は「売上800万円」「新規取引先5社」のように定量化するのが鉄則で、抽象的な表現は避けます。目標が明示されていると、達成率や未達の意味が読み手に正しく伝わります。

  2. 2

    業務内容は時間単位ではなく主要業務の要約で書く

    日報のように細かく時系列で書くのではなく、1か月の主な業務・施策・プロジェクトを単位にまとめます。週別に区切っても構いません。経営層も読むため専門用語を避け、何に取り組んだかが一読で分かる粒度に整えます。月報は「詳細の記録」ではなく「総括」だと意識します。

  3. 3

    実績は達成率・前年比などの数値で客観的に示す

    月報で最も重視されるのが定量的な実績です。「がんばった」ではなく「売上850万円(目標比106%・前年同月比+12%)」のように、目標と実績を並べて達成状況を数字で表します。良い結果だけでなく未達の数値も隠さず書き、後段の原因分析につなげるのが信頼される月報のポイントです。

  4. 4

    課題は原因分析と改善策をセットで書く

    未達や問題点を挙げるだけでなく、なぜそうなったかを掘り下げ、翌月どう改善するかまで書きます。「フォロー訪問が未達。原因は計画が属人的なこと。対策として月初に固定枠を確保する」のように、課題・原因・改善策を三点セットにすると、報告がそのまま次の行動につながります。

  5. 5

    翌月の目標・計画を具体的な数値で示す

    月報を翌月の計画づくりに役立てるための要点です。当月の振り返りと改善策を踏まえ、翌月に何を・どこまでやるかを「売上900万円」「新規6件」のように数値で示します。当月の課題への対策を翌月目標に織り込むと、振り返りと計画が一本の流れでつながります。

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    事実と所感を分け、相談したいことは率直に

    実績(事実)と所感(自分の分析・主観)は欄を分けて書きます。所感には「この型を来月は全体に展開したい」「仕組み化について相談したい」など、客観的根拠に基づく提案や上司への相談を率直に書くと、月報が評価やマネジメント判断の材料として活きます。

月報についてよくある質問

Q.月報と日報・週報の違いは何ですか?
A.振り返る期間と内容の粒度が違います。日報は1日の業務を時間単位で詳しく、週報は1週間の進捗と来週の予定を、月報は1か月の目標達成度を数値で検証し翌月計画につなげます。月報は読み手の役職が上がり、経営層まで目を通すことがあるため、細かい記録より「目標に対してどれだけ達成できたか」という大局的な総括が中心になります。日報を1か月分まとめただけでは月報になりません。
Q.月報には何を書けばよいですか?
A.基本は、今月の目標・今月の業務内容・実績と成果(達成率や前年比などの数値)・課題と改善策・翌月の目標と計画・所感です。特に「目標に対する実績を数値で示す」「未達の原因を分析して改善策まで書く」「翌月の計画を具体的な数値で示す」の3点が、評価される月報の条件です。本テンプレートはこれらを定型項目として用意し、部門別のプリセット文から選んで埋められます。
Q.月報は誰に提出する書類ですか?
A.直属の上司や部門長、マネージャーに提出する社内向け文書です。月報は日報・週報より読み手の役職が上がり、経営層や社長まで目を通すケースがあります。そのため、専門用語を避け、誰が読んでも分かる簡潔な表現と、数値による達成度の提示が大切です。お客様や取引先に渡す書類ではありません。
Q.営業報告書(営業日報)とはどう使い分けますか?
A.営業報告書は、訪問・商談を相手の反応や受注確度(A・B・Cランク)、次回アクションまで報告する営業特化の書類で、商談1件単位の確度管理が軸です。一方、月報は部門を問わず1か月の業務を総括する書類で、営業職が使う場合も「個々の商談の確度」ではなく「月次の売上・件数の達成率と翌月計画」という集計・総括レベルにまとめます。日々の商談報告は営業報告書、1か月の実績の総括は月報、と整理すると分かりやすくなります。
Q.営業以外の部署でも月報は使えますか?
A.使えます。本テンプレートは全部門共通の汎用構成で、目標・実績・翌月計画の各欄に営業・販売、管理・バックオフィス、製造・品質、プロジェクトといった部門別のプリセットを用意しています。実績の指標を、売上なら金額、製造なら生産数・不良率、管理なら処理件数や改善の進捗、プロジェクトなら進捗率というように、部門に合わせて置き換えれば、どの職種でも月報として使えます。
Q.目標が未達だった月はどう書けばよいですか?
A.未達の数値を隠さず書いたうえで、原因を分析し、翌月の改善策とセットにするのが評価される書き方です。「売上達成率90%。原因はフォロー訪問が新規対応に押されたこと。対策として月初に訪問の固定枠を確保する」のように、結果・原因・改善策の三点を示します。ネガティブな結果を正直に書き、次の打ち手まで提示することで、月報がマネジメントの判断材料として機能します。
法令・実務上の補足

月報は法律で様式や作成・保存が義務づけられた書類ではなく、記載項目は会社の方針や部門の業務内容に応じて自由に調整できます。一方で、売上・取引先・社内事情などの機密情報や、人事評価の根拠となりうる情報を含むことがあるため、社内の情報管理規程に従って取り扱い、社外への持ち出しや共有範囲には注意してください。

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