体調不良で仕事を休む時のメール例文|当日連絡・欠勤連絡の書き方

体調不良で休む時のメール|件名と本文の基本形
朝起きて体調が悪い時、まず必要なのは「件名」と「本文」の型を押さえることです。件名は【欠勤連絡】+理由+名前の形にすると、上司が受信一覧で一目で把握できます。本文は「結論(休みます)→ 理由(体調不良)→ 業務への影響 → 締め」の4ステップで書けば過不足ありません。
ポイントは3つです。始業前(遅くとも始業時刻まで)に送ること、当日の予定・引き継ぎに触れること、翌日以降の見通しを一言添えること。この3点を押さえれば、上司側で業務調整がしやすくなります。
電話・メール・チャット、どれで連絡すべき?
欠勤連絡の手段は会社ごとにルールが異なります。迷ったら、まず就業規則や社内ルールで指定された方法を確認してください。明確な指定がない場合は、以下を目安にしましょう。
| 連絡手段 | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| 電話 | 就業規則で電話が原則の会社/緊急の引き継ぎがある場合 | 始業直前は上司も忙しいため、要件を簡潔に伝える |
| メール | テレワーク中心の職場/声が出しにくい体調の時/記録を残したい場合 | 送信後に返信がなければ電話でフォローする |
| LINE | 上司とプライベート携帯でやり取りしている場合/電話が難しい体調の時の第一報 | あくまで電話の代替手段。後からメールで詳細を送ると丁寧 |
| チャット(Slack・Teamsなど) | 社内の欠勤連絡チャンネルがある会社/日常的にチャットで業務報告している職場 | 既読がつかない場合は電話かメールを併用する |
「電話とメールのどちらか一方」ではなく、電話で一報 → メールで詳細(予定・引き継ぎ)を送るのが最も確実です。電話で話した内容も記録に残るため、後から「言った・言わない」を防げます。なお、普段から上司とLINEで連絡を取っている場合は、声が出せない体調のときにLINEで第一報を入れるのも現実的な手段です。ただし電話が可能な状態であれば電話が優先です。
例文|発熱・風邪の場合
発熱を伴う体調不良は最も多い欠勤理由の一つです。体温を具体的に書く必要はありませんが、「発熱」「風邪の症状」のように一言添えると、上司も状況を理解しやすくなります。
例文|腹痛・頭痛の場合
腹痛や頭痛の場合も書き方の骨格は同じです。症状を詳しく書きすぎないのがマナー。「腹痛がひどく」「頭痛が続いており」程度で十分です。
例文|コロナ・インフルエンザなど感染症の場合
感染症の場合は、周囲への感染リスクがあるため通常の欠勤連絡とは少し異なります。陽性が確定した時点で速やかに連絡し、直近の出勤状況を伝えるのがポイントです。出勤停止期間は会社の規定や医師の指示に従います。
感染症の出勤停止期間は会社の就業規則によって異なります。インフルエンザの場合、学校保健安全法では「発症後5日かつ解熱後2日」が出席停止の基準ですが、企業には法律上の一律の出勤停止義務はなく、自社の規定を確認する必要があります。コロナについても同様に会社の方針に従ってください。
例文|午後から早退したい場合
出勤したものの体調が悪化し、午後から早退したい場面もあります。早退メールでは、「いつから症状が出ているか」「何時に退社したいか」「残りの業務はどうするか」の3点を明確に伝えましょう。口頭で上司に伝えた上でメールを送ると、より確実です。
例文|午前休を取って午後から出社する場合
朝の段階では1日休むべきか判断がつかず、「まず病院に行き、結果次第で午後から出社するか全休にするか決めたい」というケースは多くあります。その場合は午前休を取る旨と、午後の出勤可否を追って連絡すると伝えましょう。
例文|前日の夜に事前連絡しておく場合
前日の夜(20〜21時頃)の段階で「明日は出勤が難しそう」と分かった場合は、夜のうちにメールを入れておくと、翌朝の上司が対応を準備できます。22時以降であれば無理に送らず、翌朝の始業前に送りましょう。
前日に連絡しておくと、朝の段階で上司がシフト調整や引き継ぎの準備をしやすくなります。「出勤できるかもしれないから連絡しない」より、「休むかもしれないので念のためお伝えしておく」方が職場にとっては助かります。
例文|連日休む場合の2日目以降の連絡
体調が回復せず2日以上休む場合は、毎朝の連絡が基本です。2日目以降のメールでは、前日からの経過と、いつ頃復帰できそうかの見通しを簡潔に伝えます。「まだ治りません」だけでは上司も対応に困るため、受診予定や復帰の目安を添えましょう。
3日以上の欠勤になる場合は、毎朝メールを送るのか、復帰日に改めて連絡するのかを上司に確認しておくとお互い負担が減ります。また、長期化しそうな場合は休職の手続きが必要になることもあるため、早めに人事や総務に相談しましょう。
例文|復帰時の出勤連絡メール
欠勤明けは、出勤前に復帰の連絡メールを送り、出社後に口頭でも上司や同僚にひと言挨拶するのがマナーです。メールではお詫び → 回復の報告 → 業務復帰の意思の順で簡潔にまとめます。
復帰メールでは、体調の詳細(何度熱があった、どんな薬を飲んだ等)は書かなくて構いません。「回復しました」「通常通り出勤します」という事実を簡潔に伝えるだけで十分です。
欠勤メールで押さえておきたいマナー
症状を詳しく書きすぎない
メールは上司だけでなく、cc先の同僚や人事にも読まれる可能性があります。「体調不良」「発熱」「腹痛」程度の一言で十分です。「嘔吐が止まらず」「下痢が」のような詳細は不要であり、かえって読む側に気を遣わせます。
診断名は書いても書かなくてもよい
医療機関を受診した場合でも、診断名の報告は義務ではありません。ただし、インフルエンザやコロナなど感染症の場合は、周囲への影響を考えて診断名を伝えた方がよいケースが多いです。判断に迷ったら「医師から自宅療養を指示されました」とだけ書き、診断書の提出で対応するのも一つの方法です。
有給か欠勤か ─ 当日の扱い
労働基準法第39条では、年次有給休暇の取得は原則として事前申請が前提とされており、会社には時季変更権があります。そのため当日朝の申請で有給を使えるかどうかは会社の裁量です。多くの会社では事後に有給振替を認めていますが、就業規則に「事前○日前までに申請」と定められている場合もあります。メールには「有給の取得をお願いしたい」とは書かず、まず欠勤の連絡に徹し、有給への振替は後日上司や人事と相談するのが無難です。
送信のタイミング
欠勤メールは始業時刻の前に送るのが原則です。始業後に連絡すると「無断欠勤」とみなされる恐れがあるため、遅くとも始業時刻までには送りましょう。電話が難しい状態であれば、先にメールかチャットで一報を入れ、後から電話でフォローする順番でも問題ありません。
やってしまいがちなNG例
欠勤メールで意外と多い失敗をまとめました。特に件名と翌日の見通しは忘れやすいため、送信前にチェックしてください。
- 件名が「ご連絡」「すみません」だけ ─ 上司の受信トレイでは件名が唯一の情報源。「欠勤」の文字を必ず入れる
- 理由を一切書かない ─ 「本日休みます」だけでは不安を与える。「体調不良のため」の一言は添える
- 当日の予定に触れない ─ 会議・納期・来客の予定がある日ほど引き継ぎ情報が必要
- 「お休みをいただきます」だけで翌日以降に触れない ─ 「明日は出勤予定」「回復しなければ再度連絡」を一言加える
- 深夜2〜3時に送る ─ 上司に通知が届いてしまう場合がある。早朝5〜6時以降、または予約送信を活用する
- ccに入れるべき人を漏らす ─ チームリーダーや業務に関わる同僚にもccで共有すると調整がスムーズ
コラム著者・編集者
TEMPLEX編集チーム
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