請求書送付メールの例文|テンプレートと書き方のポイント

請求書送付メールの基本構成
請求書をメールで送る際は、添付だけ送って本文が空にならないよう、送付状(カバーレター)としての役割を意識することが大切です。本文には少なくとも「何の請求書か」「添付ファイルの内容」を記載し、受け取った相手がすぐに処理に回せる状態にしましょう。
- 件名 — 「請求書送付」であることが一目でわかるタイトル
- 宛名 — 会社名+部署名(または経理ご担当者様)+氏名
- 挨拶 — 「いつもお世話になっております」+自社名・氏名
- 用件 — 請求書を送付する旨(請求番号・金額・支払期限を本文に書くと丁寧だが、添付PDFに委ねる運用もある)
- 添付の説明 — 「添付ファイルをご確認ください」+ファイル形式
- 結び — 不明点があれば連絡をいただく旨+署名
請求金額や支払期限を本文に記載するかどうかは会社によって方針が分かれます。記載すると相手が添付を開かずに概要を把握でき便利ですが、誤送信時に金額が漏洩するリスクもあるため、自社のルールに従いましょう。
請求書のメール送付は、事前に取引先の了承を得ておくのがマナーです。新規取引では契約段階で、既存取引先は切り替え前に一度確認しましょう。
初回送付の例文
初めて請求書を送る取引先には、振込先口座情報を本文にも記載すると親切です。請求書のPDFに記載していても、本文で改めて案内すると確認の手間が減ります。
毎月の定期送付の例文
毎月やり取りがある取引先へは、簡潔にまとめて問題ありません。件名のフォーマットは毎月統一すると、相手が受信トレイで過去分を検索しやすくなります。
定期送付の場合、振込先情報は初回で案内済みであれば省略可能です。ただし、口座変更がある場合は必ず本文でも案内しましょう。
再送・修正版送付の例文
再送や修正版を送るときは、なぜ再送するのか(相手からの依頼・金額修正・記載誤りなど)を明記します。修正版の場合は旧版の破棄もお願いしましょう。
PDF添付の注意点
請求書をメールで送る場合、ファイル形式はPDFが基本です。ExcelやWordのままだと相手の環境でレイアウトが崩れたり、意図せず内容が変更されるリスクがあります。
- ファイル形式はPDFで送付(改ざん防止・レイアウト維持)
- ファイル名は「請求書_2026年○月_株式会社△△.pdf」のように社名と期間を入れる
- ファイルサイズは数MB以内に収める(大きすぎると受信できない場合がある)
- パスワードを設定するかは取引先のルールに従う(近年は不要とする企業も増加)
「パスワード付きZIPで送って、別メールでパスワードを送る」方式(PPAP)はセキュリティ効果が低いとして廃止する企業が増えています。取引先がクラウドストレージでの共有を推奨している場合は、そちらに従いましょう。
インボイス制度(適格請求書)との関係
2023年10月から始まったインボイス制度では、仕入税額控除を受けるために適格請求書(インボイス)の保存が必要です。メール送付の場合も、適格請求書の記載要件(登録番号・税率ごとの消費税額など)を満たしたPDFを添付する必要があります。
なお、メール送付のインボイスは電子取引に該当するため、受け取った側は電子帳簿保存法に基づいた電子データでの保存が必要です。紙に印刷して保存するだけでは要件を満たしません。取引先がこの点を把握していない可能性もあるので、初回送付時に一言添えると丁寧です。
件名パターン集
請求書送付メールの件名は、「請求書」の文字+対象月+自社名を入れるのが基本です。受信者が件名だけで何のメールかわかり、後から検索もしやすくなります。
請求書のテンプレート
TEMPLEX では、フォーム入力だけで請求書PDFを作成できます。インボイス制度対応の記載項目もカバーしているので、請求書の作成からメール送付までスムーズに進められます。
請求書テンプレートはこちらからご利用いただけます。
コラム著者・編集者
TEMPLEX編集チーム
TEMPLEX編集チームは、ビジネス文書の作成・管理に精通した実務経験者と技術ライターで構成されています。送付状・請求書・見積書をはじめとする各種ビジネス書類のフォーマットや書き方のノウハウを、わかりやすく丁寧にお届けします。「Office不要で誰でもすぐ使える」をコンセプトに、忙しいビジネスパーソンの書類作成をサポートします。








