履歴書をメールで送る例文|送付メールの件名・本文の書き方

履歴書をメールで送るときの基本ルール
企業から「履歴書をメールで送ってください」と言われたら、指示があったその日のうちに送信するのが理想です。遅くとも翌営業日の午前中まで。対応スピードそのものが「仕事が早い人」という第一印象につながります。
添付ファイルの形式はPDF一択です。WordやExcelのまま送ると、相手の環境によってレイアウトが崩れたり、意図せず編集されたりするリスクがあります。ファイル名は「履歴書_山田太郎.pdf」のように、書類名と氏名を入れると採用担当者が管理しやすくなります。
- 添付形式はPDF。WordやExcelのまま送らない
- ファイル名は「履歴書_氏名.pdf」で統一。複数書類がある場合は「職務経歴書_氏名.pdf」も同様
- ファイルサイズは2MB以内を目安にする。写真の解像度が高すぎる場合は圧縮
- 送信前に添付ファイルを開いて、文字化け・レイアウト崩れがないか最終確認する
- 送信時間は営業時間内(9時〜18時頃)が基本。深夜・早朝の送信は避ける
TEMPLEX で作成した履歴書はPDF形式でダウンロードできるので、そのまま添付すれば問題ありません。ファイル名だけ「履歴書_氏名.pdf」にリネームしてから送りましょう。
件名の書き方
件名は「応募書類のご送付/氏名」が基本形です。採用担当者は一日に何十通ものメールを処理しているため、件名を見ただけで「誰から・何の用件か」が分かる書き方が親切です。
件名の例
- 応募書類のご送付/山田太郎
- 【応募】履歴書・職務経歴書のご送付/山田太郎
- ○○職への応募書類送付の件/山田太郎
- ご依頼の応募書類をお送りいたします/山田太郎
企業からのメールに返信する形で送る場合は、件名はRe:のままで構いません。スレッドが維持されるため、採用担当者がやりとりの経緯を追いやすくなります。
履歴書送付メールの例文
本文は宛名→あいさつ→用件→添付ファイルの説明→締め→署名の流れで書きます。長くなりすぎないよう、5〜10行程度を目安にしましょう。
職務経歴書や送付状も一緒に送る場合
企業から「履歴書と職務経歴書を送ってください」と言われた場合は、それぞれ別のPDFファイルとして添付するのが基本です。1つのPDFにまとめてもよいですが、採用担当者が書類を個別に管理することが多いため、分けた方が親切です。
- ファイル名例:「履歴書_山田太郎.pdf」「職務経歴書_山田太郎.pdf」
- 送付状(カバーレター)はメール本文がその役割を果たすため、別途添付する必要はない
- ポートフォリオやその他資料がある場合は、メール本文に添付ファイルの一覧を書いておくと丁寧
- 添付ファイルの合計サイズが5MBを超える場合は、クラウドストレージのリンクを送る方法も検討
企業から「書類を郵送してください」と指示された場合は、メールではなく郵送が正解です。指示されていない方法で送ると、「指示を読んでいない人」という印象になりかねません。送付方法は企業の指示に従いましょう。
パスワード付きZIP(PPAP)は必要?
履歴書を送るとき「パスワード付きZIPで送るべきか」と迷う方がいますが、結論として現在はパスワード付きZIPでの送付は推奨されていません。かつてはセキュリティ対策として一般的でしたが、2020年にデジタル改革担当大臣が内閣府・内閣官房での廃止を表明して以降、NTTデータ・ソフトバンクなど大手企業でもPPAP(パスワード付きZIPファイルをメールで送り、別メールでパスワードを送る方式)の廃止が進んでいます。
廃止の主な理由は、パスワード付きZIPはウイルス対策ソフトが中身をスキャンできないため、マルウェア(Emotetなど)の侵入経路として悪用されるリスクがあるからです。企業によってはパスワード付きZIPを受信拒否に設定しているところもあり、せっかく送った履歴書が届かない可能性すらあります。
個人情報の保護はどうする?
- 企業から「パスワードをかけて送ってください」と指示された場合のみ、指示に従う
- 指示がなければPDFをそのまま添付でOK。メール自体がTLS暗号化で通信される環境が大半
- 心配な場合はPDF自体にパスワードを設定し、パスワードは別メールではなく電話やSMSで伝える
- 大容量ファイルや高セキュリティが求められる場合は、クラウドストレージ(Google Drive、Dropboxなど)で共有リンクを送る方法がベスト
転職エージェント経由で応募している場合は、履歴書はエージェントのシステム上でアップロードするのが一般的です。企業に直接メールで送る必要はありません。
送信前のチェックリスト
履歴書メールのよくある失敗を防ぐため、送信ボタンを押す前に以下を必ず確認してください。一度送ったメールは取り消せません。
- 宛先(To)のメールアドレスは正しいか? 予測変換で別の人を選んでいないか
- 件名に氏名が入っているか?
- 宛名の会社名は(株)ではなく正式名称か? 担当者名に誤りはないか
- 添付ファイルは正しいものか? 他社向けの書類を間違えて添付していないか
- 添付ファイルのファイル名は「履歴書_氏名.pdf」になっているか
- PDFを開いて、文字化け・レイアウト崩れ・写真の表示を確認したか
- 本文に誤字脱字はないか? 特に会社名・部署名・担当者名
- 署名(氏名・電話番号・メールアドレス)が入っているか
- 深夜・早朝に送ろうとしていないか? 必要なら予約送信を使う
最も多い致命的なミスは「添付ファイルの付け忘れ」です。送信後に気づいた場合は、「先ほどのメールに添付ファイルが漏れておりました。大変失礼いたしました」と一言添えて再送しましょう。
添付忘れ・再送が必要なときの例文
添付ファイルを付け忘れたり、間違ったファイルを送ってしまった場合は、気づいた時点ですぐにお詫びメールと正しいファイルを送るのが最善です。時間が経つほど印象が悪くなります。
コラム著者・編集者
TEMPLEX編集チーム
TEMPLEX編集チームは、ビジネス文書の作成・管理に精通した実務経験者と技術ライターで構成されています。送付状・請求書・見積書をはじめとする各種ビジネス書類のフォーマットや書き方のノウハウを、わかりやすく丁寧にお届けします。「Office不要で誰でもすぐ使える」をコンセプトに、忙しいビジネスパーソンの書類作成をサポートします。








