お詫びメールへの返信例文|受け取り側の適切な対応と書き方

お詫びメールへの返信例文|受け取り側の適切な対応と書き方

お詫びメールに返信するときの基本姿勢

お詫びメールを受け取ったとき、返信の基本は「謝罪の受容 → 今後への期待」の2ステップです。相手はすでにミスを認めて謝罪しているため、返信で追い打ちをかけるのではなく、「受け取りました」という意思表示と、今後の関係を前向きに維持する姿勢を示しましょう。

  • お詫びメールを受け取ったこと・内容を確認したことを伝える
  • 相手の対応策や改善案を受け入れる旨を述べる
  • 今後の関係を前向きに維持する一言を添える

また、お詫びメールを受け取ったら、相手を安心させるためにもなるべく早く(遅くとも翌営業日中には)返信するのがマナーです。時間が空くほど「まだ怒っているのでは」と相手を不安にさせてしまいます。

返信しないのもNGです。無返信は「まだ怒っている」「許していない」というメッセージとして伝わりかねません。問題の大小にかかわらず、受け取った旨だけでも返信するのがビジネスマナーです。

返信の件名は、相手のメールに「Re:」で返すのが自然です。件名を変えてしまうと、別件と誤認される可能性があります。

許容パターン|「お気になさらず」系の返信例文

影響が軽微な場合や、すでに対応策が示されている場合は、相手の気持ちを軽くしてあげる返信が適切です。「お気になさらないでください」「今後ともよろしくお願いいたします」といった表現で、相手に安心感を与えましょう。

取引先からの軽微なミスへの返信

納品物の軽微な誤りへの返信(取引先宛)
件名:Re: 【お詫び】○○の納品物の一部誤りについて ○○株式会社 ○○部 ○○様 いつもお世話になっております。 株式会社△△の○○でございます。 ご丁寧にご連絡いただき、ありがとうございます。 代替品の手配についても承知いたしました。 今回の件につきましては、迅速にご対応いただき感謝しております。 どうぞお気になさらないでください。 今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。 ────────────── 株式会社△△ ○○部 ○○ ○○ TEL:03-XXXX-XXXX Email:xxxxx@example.co.jp ──────────────

社内からの連絡ミスへの返信

同僚の伝達ミスへの返信(社内宛)
件名:Re: 【お詫び】○○の件の連絡漏れについて ○○さん お疲れさまです。○○です。 ご連絡ありがとうございます。 経緯を確認しましたので問題ございません。 変更後のスケジュールで対応いたします。 今後ともよろしくお願いいたします。 ○○部 ○○ ○○

返信遅れのお詫びに対する返信

返信遅延のお詫びへの返信(取引先宛)
件名:Re: 【お詫び】○○の件のご対応遅延について ○○株式会社 ○○部 ○○様 いつもお世話になっております。 株式会社△△の○○でございます。 お忙しい中、ご回答いただきありがとうございます。 内容を拝見し、承知いたしました。 ご丁寧にお詫びまでいただき恐れ入ります。 今後のスケジュールにも影響はございませんので、ご安心ください。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 ────────────── 株式会社△△ ○○部 ○○ ○○ TEL:03-XXXX-XXXX Email:xxxxx@example.co.jp ──────────────

改善要請パターン|「今後は〜」系の返信例文

同じミスが繰り返されている場合や、業務に大きな支障があった場合は、相手を責めるのではなく、今後の改善を丁寧に求める書き方にします。「ご対応いただき感謝します」と前置きした上で、再発防止への期待を伝えると角が立ちません。

繰り返しの納期遅延に対する返信

2度目の納期遅延への返信(取引先宛)
件名:Re: 【お詫び】○○の納品遅延について ○○株式会社 ○○部 ○○様 いつもお世話になっております。 株式会社△△の○○でございます。 ご連絡いただきありがとうございます。 事情につきましては承知いたしました。 1点ご相談ですが、先月も同様の遅延があったことを踏まえ、今後のスケジュール管理について一度お打ち合わせの場を設けていただけないでしょうか。 弊社としても、お客様への納品日程に影響が出るため、事前のご連絡をいただける体制をご検討いただけますと助かります。 ご多忙のところ恐れ入りますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。 ────────────── 株式会社△△ ○○部 ○○ ○○ TEL:03-XXXX-XXXX Email:xxxxx@example.co.jp ──────────────

品質不良による業務影響が大きい場合の返信

品質不良に対する改善要請の返信(取引先宛)
件名:Re: 【お詫び】○○の品質不良に関するお詫び ○○株式会社 ○○部 ○○様 いつもお世話になっております。 株式会社△△の○○でございます。 ご報告と代替品の手配について、迅速にご対応いただきありがとうございます。 今回の不良品により弊社のお客様への納品にも遅れが生じたため、率直に申し上げますと、再発防止策の実効性を確認させていただきたく存じます。 つきましては、下記の点についてご回答いただけますでしょうか。 ・再発防止策の具体的な内容と実施時期 ・次回出荷分の検品体制の変更点 お忙しいところ恐縮ですが、○月○日(○)までにご回答いただけますと幸いです。 今後とも良い関係を続けていきたいと考えておりますので、何卒よろしくお願いいたします。 ────────────── 株式会社△△ ○○部 ○○ ○○ TEL:03-XXXX-XXXX Email:xxxxx@example.co.jp ──────────────

社内上司からの謝罪メールへの返信

上司から謝罪メールが届くケースとして、判断ミスや指示の変更などがあります。このとき注意したいのは、上から目線にならず、かといって過度にへりくだりすぎないバランスです。「こちらこそ確認不足でした」のようにやんわり共感を示すと、関係がスムーズに維持できます。

上司からの指示変更のお詫びへの返信
件名:Re: ○○の方針変更について ○○部長 お疲れさまです。○○です。 ご連絡ありがとうございます。 事情は承知いたしました。 新しい方針で対応いたしますので、問題ございません。 変更後の進め方について不明点が出た際には、改めてご相談させてください。 よろしくお願いいたします。 ○○部 ○○ ○○
上司の確認ミスで差し戻しになった件への返信
件名:Re: ○○資料の差し戻しについて ○○課長 お疲れさまです。○○です。 ご連絡ありがとうございます。 承知いたしました。お気になさらないでください。 修正のポイントを確認しましたので、明日中に再提出いたします。 よろしくお願いいたします。 ○○部 ○○ ○○

取引先からの謝罪メールへの返信(その他ケース)

取引先からの謝罪メールに返信するときは、「相手の対応への感謝 → 今後の期待」の流れを基本にします。問題の大きさに応じて、許容なのか改善要請なのかを使い分けましょう。

見積金額の誤りへの返信(取引先宛・許容)
件名:Re: 【お詫び】お見積書の金額訂正について ○○株式会社 ○○部 ○○様 いつもお世話になっております。 株式会社△△の○○でございます。 訂正版のお見積書を拝受いたしました。 内容を確認し、問題ございません。 迅速にご対応いただき、ありがとうございます。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 ────────────── 株式会社△△ ○○部 ○○ ○○ TEL:03-XXXX-XXXX Email:xxxxx@example.co.jp ──────────────
システム障害のお詫びへの返信(サービス提供元宛)
件名:Re: 【お詫び】○月○日のシステム障害について ○○株式会社 ○○部 ○○様 いつもお世話になっております。 株式会社△△の○○でございます。 システム障害に関するご報告とお詫び、拝受いたしました。 復旧対応にご尽力いただき、ありがとうございます。 弊社側への影響は○○の範囲にとどまっており、現時点で業務に大きな支障はございません。 再発防止策について記載いただいた内容を拝見し、安心いたしました。 今後とも安定したサービス提供をお願いできれば幸いです。 引き続きよろしくお願いいたします。 ────────────── 株式会社△△ ○○部 ○○ ○○ TEL:03-XXXX-XXXX Email:xxxxx@example.co.jp ──────────────

返信で避けるべきNG表現

お詫びメールへの返信で最も避けたいのは、高圧的・威圧的な表現です。相手が謝罪しているからといって、優位な立場から責め立てるような文面は、ビジネス関係を壊すリスクがあります。

NG表現理由改善例
「二度とこのようなことがないように」上から目線で威圧的「今後はご配慮いただけますと助かります」
「非常に迷惑しました」感情的で相手を追い詰める「弊社側にも影響がございましたので」
「当然のことです」謝罪を軽視している印象「ご対応ありがとうございます」
「今さら謝られても」関係修復の余地をなくす「今後の改善を期待しております」
(無返信)「許していない」と受け取られる短くても受け取った旨を返す

逆に、過度にへりくだる必要もありません。「こちらこそ申し訳ございません」と自分まで謝ると、責任の所在が曖昧になります。「事実を受け止めた上で、今後の関係を大切にする」というスタンスが、ビジネス上最も適切な返信です。

ただし、行き違いや説明不足など明らかにこちらにも落ち度があった場合は、その点だけ簡潔に触れるのが自然です。全面的に謝る必要はありませんが、「こちらの説明が分かりにくかった点もあり、申し訳ございません」のように該当部分だけ軽く詫びると、相手も気持ちが楽になります。

顧客(お客様)からの謝罪メールへの返信

BtoCの場面では、お客様側のミス(書類不備・入金遅延など)に対して先方からお詫びが届くこともあります。このとき重要なのは、お客様を責めず、安心感を与える丁寧な対応です。問題が解決済みであれば「お気になさらないでください」と伝え、対応が必要な場合は次のアクションを分かりやすく案内しましょう。

お客様の書類不備に対する返信(BtoC)
件名:Re: 書類の不備につきまして ○○様 いつもご利用いただき、誠にありがとうございます。 株式会社△△ カスタマーサポートの○○でございます。 ご丁寧にご連絡いただき、ありがとうございます。 お手数をおかけし恐縮ですが、下記の書類を改めてお送りいただけますでしょうか。 ・○○届出書(ご署名・ご捺印済みのもの) ご提出先:〒XXX-XXXX ○○県○○市○○ 株式会社△△ ○○係 またはメール添付:xxxxx@example.co.jp ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 ────────────── 株式会社△△ カスタマーサポート ○○ ○○ TEL:0120-XXX-XXX Email:xxxxx@example.co.jp ──────────────
お客様の入金遅延に対する返信(BtoC)
件名:Re: お支払い遅延のお詫び ○○様 いつもご利用いただき、誠にありがとうございます。 株式会社△△の○○でございます。 ご丁寧にご連絡をいただき、ありがとうございます。 ご入金を確認いたしましたので、ご安心ください。 今後のお手続きについてご不明な点がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。 引き続きよろしくお願いいたします。 ────────────── 株式会社△△ カスタマーサポート ○○ ○○ TEL:0120-XXX-XXX Email:xxxxx@example.co.jp ──────────────

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