飲み会・会食のお礼メール例文|上司・取引先・LINEの書き方

飲み会・会食後のお礼メール、押さえるべき2つの鉄則
飲み会や会食のお礼メールで最も大切なのは「翌日の午前中までに送る」ことと「当日の具体的な話題に一言触れる」ことの2点です。この2つを押さえるだけで、定型文を送るだけの人と明確に差がつきます。
タイミングは早ければ早いほど好印象です。理想は当日の帰宅後、遅くとも翌営業日の午前中に送りましょう。金曜夜の飲み会なら、土曜の午前中か月曜の始業前がベストです。相手が休日にメールやLINEを見ないタイプであれば、月曜朝の送信予約が最も無難です。時間が空くほど「忘れていたのでは」と思われるリスクが高まります。
文面には「昨日の○○のお話がとても参考になりました」「○○のお店、雰囲気も料理も素晴らしかったです」など、その場でしか得られない感想を1〜2文添えてください。テンプレートをコピーしただけのメールより、格段に気持ちが伝わります。
件名は「昨日のお礼」「会食の御礼」など、一目でお礼メールと分かるシンプルなものにします。業務メールに埋もれないよう、件名に「御礼」「お礼」を入れるのがポイントです。
上司にご馳走になった時のお礼メール
上司にご馳走になった場合は、ごちそうへの感謝と、会話から得た学びや刺激を具体的に伝えます。「また機会があれば」と次回への意欲を添えると、「誘ってよかった」と思ってもらえるメールになります。
上司が複数名いた場合は、一番目上の方に個別でメールを送り、他の上司には同じ内容でCCにせず個別送信するのが丁寧です。全額ではないが多めに払ってもらった場合は「多めに出していただきありがとうございました」とひと言添えるとスマートです。
取引先との会食後のお礼メール(社外向け)
社外の取引先への会食お礼メールは、社内向けよりフォーマルな文体にします。ポイントは「感謝 → 会話の具体的な感想 → 今後の関係継続への意欲」の流れです。招待された側は「お招きいただき」、招待した側は「ご多忙のなかお越しいただき」と書き分けます。
社外メールでは「取り急ぎお礼まで」で終わるのは略式すぎるため避けましょう。「まずはメールにて御礼申し上げます」が無難です。詳しくは「取り急ぎお礼まで」の正しい使い方をご確認ください。
懇親会後のお礼メール(幹事・主催者向け)
懇親会の幹事や主催者に送るお礼メールでは、会の準備・運営に対するねぎらいの一文を入れるのがポイントです。「楽しかった」だけでなく、会場の選定やスケジュール調整への感謝を添えると、幹事の苦労が報われます。
歓迎会・送別会後のお礼メール
歓迎会では自分のために開いてもらった感謝を、送別会では見送ってもらったことへの感謝を中心に伝えます。歓迎会のお礼メールは参加者全員にお礼を送るのが基本です。できれば個別に送るのが丁寧ですが、大人数の場合は一斉送信でも構いません。送別会の場合は、異動・退職後の抱負も簡潔に添えましょう。
忘年会・新年会後のお礼メール
忘年会・新年会は年末年始のタイミングと重なるため、お礼メールのタイミングに注意が必要です。忘年会が仕事納め直前の場合は当日中か翌朝に送るのが安全です。年明けまで持ち越すと「忘れていた」と思われかねません。
上司にご馳走になった時のお礼LINE
上司へのお礼をLINEで送る場合は、メールほど堅くする必要はありませんが、敬語は崩さず、絵文字は控えめにするのが基本です。長文は読みにくいので、3〜5行にまとめましょう。「ごちそうさまでした」という一言だけで終わらせず、具体的な感想を一文添えるだけで印象が変わります。
先輩にご馳走になった時のお礼LINE
先輩へのお礼LINEは上司向けよりは少しカジュアルでも構いませんが、「ごちそうさまでした」+感想+次回の一言の3点セットを心がけましょう。「次は自分が」と申し出ると、後輩としての好感度が上がります。
友達との飲み会後のお礼LINE
友人同士の飲み会では、堅いお礼は逆に距離を感じさせます。「ありがとう」+楽しかったエピソード+「またやろう」の構成で十分です。割り勘の場合も「昨日はありがとう」と一言送るだけで、次回の誘いやすさが変わります。
割り勘の場合は「ごちそうさまでした」とは書かず、「ありがとう」「楽しかった」を中心にまとめるのが自然です。お会計で多めに出してもらった場合は「多めに出してくれてありがとう」と一言添えましょう。
お礼メールとLINEの使い分け
メールとLINEの使い分けに厳密なルールはありませんが、社外の取引先やフォーマルな会食にはメール、社内の上司・先輩・同僚にはLINEでも可というのが一般的な使い分けです。相手と普段やり取りしているツールに合わせるのが一番自然です。
- 取引先・社外の方 → メール一択。ビジネスの記録として残す意味もある
- 直属の上司 → メールが基本。普段LINEでやり取りしている場合はLINEでも可
- 先輩・同僚 → LINEで問題なし。メールだとかえって堅苦しく感じることも
- 友人・同期 → LINE。メールはかしこまりすぎて不自然
- 幹事へのお礼 → 社内ならLINE、社外ならメール
- Slack・Teams・Chatwork等 → メールより少しカジュアル、LINEよりは丁寧なトーンでOK。営業時間外は通知音に配慮し、翌営業日朝の送信予約も一手
迷ったときは「メールで送って失礼になることはない」と覚えておけば安心です。LINEで済ませて軽いと思われるリスクと、メールで丁寧すぎると思われるリスクを比べれば、メールのほうが安全です。
飲み会お礼メール・LINEのNG例と注意点
お礼メールで好印象を台無しにしがちなポイントをまとめました。特に二次会の話題や酔った席でのエピソードの扱いには注意が必要です。
- 「取り急ぎお礼まで」で終わる → 社外向けでは略式すぎる。「まずはメールにて御礼申し上げます」に言い換える
- お礼メールが3日以上遅れる → 送るなら冒頭で「お礼が遅くなり申し訳ございません」と一言添える
- 酔った席での失言・失態に触れる → 本人も相手も気まずくなるだけ。触れずにスルーが正解
- 二次会の詳細を長々書く → 二次会に言及するなら「遅くまでお付き合いいただきありがとうございました」程度に留める
- CCで一斉送信する → 上司には個別で送るのがマナー。一斉メールは手抜きに見える
- 「ごちそうさまでした」だけのLINE → 一言でも感想を添えると印象が段違い
- 割り勘なのに「ごちそうさまでした」と書く → 割り勘の場合は「ありがとうございました」「楽しかったです」が自然
ビジネスメールのマナー全般については、ビジネスメールの基本マナーと書き方もあわせてご確認ください。
コラム著者・編集者
TEMPLEX編集チーム
TEMPLEX編集チームは、ビジネス文書の作成・管理に精通した実務経験者と技術ライターで構成されています。送付状・請求書・見積書をはじめとする各種ビジネス書類のフォーマットや書き方のノウハウを、わかりやすく丁寧にお届けします。「Office不要で誰でもすぐ使える」をコンセプトに、忙しいビジネスパーソンの書類作成をサポートします。








