ビジネスメールの締めの言葉|シーン別にそのまま使える結びの例文集

ビジネスメールの締めの言葉|シーン別にそのまま使える結びの例文集

基本の締め3段階|迷ったらここから選ぶ

ビジネスメールの締めは「よろしくお願いします」系の3段階が基本です。相手との関係と用件の重さで選び分けましょう。

丁寧度フレーズ使う場面
★☆☆よろしくお願いします社内の同僚・後輩への日常連絡
★★☆よろしくお願いいたします上司・取引先への連絡(最も汎用的)
★★★何卒よろしくお願い申し上げます重要な依頼・初めての相手・お詫び
同僚・後輩向けの基本の締め
よろしくお願いします。
上司・取引先向けの基本の締め(最も汎用的)
よろしくお願いいたします。
重要な依頼・初対面・お詫び向けの締め
何卒よろしくお願い申し上げます。

「お願いいたします」の「いたし」は補助動詞のため、ひらがな表記が自然です。「お願い致します」も誤りではありませんが、公用文の表記に準じるならひらがなが推奨されます。

依頼・お願いメールの締め

依頼メールの締めはクッション言葉+具体的なお願いの形が基本です。「恐れ入りますが」「恐縮ですが」を一言添えるだけで、押しつけがましさが和らぎます。

確認を依頼する締め
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
対応をお願いする締め
お手数をおかけしますが、ご対応いただけますと幸いです。
期限を伝えて依頼する締め
ご多忙のところ恐縮ですが、○月○日までにご返信いただけますと助かります。
検討をお願いする締め
ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
協力をお願いする締め
お力添えいただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

期限がある依頼は、締めの中にも日付を入れると見落とされにくくなります。本文で書いた期限を、締めでもう一度繰り返すのが確実です。

メール文例

依頼メールの例文|ビジネスでお願いするときの書き方とマナー

お礼メールの締め

お礼メールは感謝の言葉で締めるのが自然です。冒頭でお礼→本文で具体的に何がありがたかったか→締めで再度感謝、の流れにすると丁寧に伝わります。

お礼+今後の関係を結ぶ締め
このたびは誠にありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。
重ねて感謝を伝える締め
重ねて御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
対応への感謝を伝える締め
お忙しい中ご対応いただき、心より感謝申し上げます。
メールでのお礼を添える締め
略儀ながらメールにて御礼申し上げます。
取り急ぎお礼を伝える締め
まずはお礼を申し上げたく、ご連絡いたしました。

メール文例

ビジネスお礼メールの書き方と例文|社内・社外の場面別テンプレート集

お詫び・謝罪メールの締め

謝罪メールの締めは再発防止の意思表示+重ねてのお詫びが定型です。「今後気をつけます」だけでは軽い印象になるため、具体的な対策に一言触れてからお詫びで結びましょう。

再発防止を誓う締め
今後このようなことがないよう十分注意いたします。重ねてお詫び申し上げます。
容赦を求める締め
ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
再発防止+指導をお願いする締め
今後は再発防止に努めてまいります。引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。
深くお詫びする締め
多大なるご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

メール文例

ビジネスお詫びメールの例文|社内・社外の謝罪メールの書き方

催促・確認メールの締め

催促メールの締めは相手を責めないトーンが最重要です。「行き違いでしたらご容赦ください」を一文添えるだけで、角が立ちにくくなります。

行き違いに配慮する締め
行き違いでしたらご容赦ください。ご確認のほどよろしくお願いいたします。
状況確認をお願いする締め
お忙しいところ恐縮ですが、ご状況をお知らせいただけますと幸いです。
期限を伝えて催促する締め
ご多忙中恐れ入りますが、○月○日までにご回答いただけますと助かります。
念のため確認する締め
念のためのご確認となります。すでにご対応済みでしたらご容赦ください。

メール文例

催促メールの書き方と例文|社内・社外のやんわりした催促テンプレート

断り・辞退メールの締め

断りメールの締めは今後の関係を続ける意思を示すのが鉄則です。「今回は難しい」と伝えたあとに前向きな一文を添えると、次の機会につながります。

次の機会につなげる締め
ご期待に沿えず申し訳ございません。またの機会がございましたら、ぜひよろしくお願いいたします。
関係を維持する締め
今回はお力になれず恐縮ですが、引き続きよろしくお願いいたします。
理解を求める締め
誠に残念ではございますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
心苦しさを伝える締め
ご要望にお応えできず心苦しい限りですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

メール文例

断りメール・お断りメールの例文|やんわり角が立たない書き方

報告・連絡メールの締め

報告メールの締めは次のアクションを明示すると親切です。「不明点があればお知らせください」と一文添えるだけで、相手が質問しやすくなります。

報告+確認を求める締め
以上、ご報告いたします。ご確認のほどよろしくお願いいたします。
質問を促す締め
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
添付資料を案内する締め
詳細は添付資料をご覧ください。ご不明点があればお知らせください。
速報+詳細は後日の締め
まずはご報告申し上げます。追って詳細をお送りいたします。
返信不要を伝える締め
確認のためお送りしました。ご返信には及びませんので、お気遣いなく。
返信不要を丁寧に伝える締め
なお、本メールへのご返信は不要でございます。ご査収のほどよろしくお願いいたします。

初対面・初メールの締め

初めてメールを送る相手には「今後ともよろしく」系の丁寧な締めで関係構築の意思を示します。紹介を受けた場合は、紹介者への感謝にも触れると好印象です。

指導をお願いする締め
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
謙虚さを示す締め
至らぬ点もあるかと存じますが、何卒よろしくお願いいたします。
協力をお願いする締め(初対面)
お力添えいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
長い付き合いを願う締め
今後とも末永いお付き合いを賜りますよう、お願い申し上げます。

メール文例

初めての挨拶メール例文|ビジネスで初めての相手への書き方

社内メールの締め|上司・同僚・他部署

社内メールは社外よりワントーン砕けても問題ありません。ただし上司や他部署には「いたします」「いただけますと」の表現を維持するのが無難です。

上司・目上の人への締め

上司に確認を求める締め
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
上司に指示を求める締め
お忙しいところ恐れ入りますが、ご指示いただけますと幸いです。
上司に目を通してほしい締め
ご多忙中恐縮ですが、お目通しいただけますと助かります。
上司に意見を求める締め
ご意見をいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

同僚・部下への締め

同僚へのシンプルな締め
よろしくお願いします。
同僚に確認を求める締め
確認をお願いします。
同僚に気軽な声かけを促す締め
何かあればお気軽にお声がけください。
同僚への継続依頼の締め
引き続きよろしくお願いします。

冒頭と締めの丁寧度は揃えるのが基本です。「お疲れさまです」で始めたメールを「何卒よろしくお願い申し上げます」で締めると、ちぐはぐな印象になります。

季節の気遣いを添える締め

日常のやりとりに季節の一言は不要ですが、久しぶりの連絡・お礼・年末年始の挨拶など少し丁寧にしたい場面で一文添えると好印象です。通常の締めの直前に置きます。

時期締めに添える一言
春(3〜5月)新年度のお忙しい時期かと存じますが、くれぐれもご自愛ください。
夏(6〜8月)暑さ厳しい折、くれぐれもご自愛ください。
秋(9〜11月)秋冷の折、ご自愛くださいませ。
冬(12〜2月)寒さ厳しき折、お体にお気をつけてお過ごしください。
通年時節柄、どうぞご自愛ください。

「お体ご自愛ください」は二重表現です。「自愛」自体に体を大事にするという意味が含まれるため、「お体」を付けると重複します。正しくは「ご自愛ください」「ご自愛くださいませ」です。

メール文例

メールの時候の挨拶例文|季節の挨拶は必要?使い方と月別一覧

避けたいNG表現と正しい言い換え

丁寧なつもりで使っている表現が、実は誤りだったり失礼に当たることがあります。特に目上の相手へのメールで注意したい締めの表現をまとめました。

NG表現理由言い換え
取り急ぎ○○まで「まで」で文を切ると唐突で事務的な印象まずは○○申し上げます
お体ご自愛ください「自愛」に体の意味を含むため二重表現ご自愛ください
了解しました目上の相手には軽い印象を与えることがある承知しました / かしこまりました
ご苦労さまです目上から目下への労いの表現お疲れさまです
よろしかったでしょうか現在の確認に過去形は不自然よろしいでしょうか
させていただきます(多用)許可が不要な場面での乱用は違和感があるいたします / しております

同じ締めフレーズの使い回しにも注意が必要です。毎回同じ一文で締めていると形式的な印象が強まり、本当に丁寧にしたい場面との差がなくなります。用件に合わせて少しずつ変えるのがおすすめです。

メール文例

「取り急ぎお礼まで」の正しい使い方と例文|言い換え表現も紹介

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